内容説明
正岡子規をして「当地出身の第一の豪傑」と言わしめた、鎌倉時代の僧・一遍。踊り念仏をしながら全国を遊行。身分・貧富・男女の区別をせず、人々を平等に救済し続けたその生涯を克明につづる渾身の一冊。
目次
第1章 白い道を求めて(出生;修学 ほか)
第2章 名号の心を抱いて(伊予を遊行;九州を遊行 ほか)
第3章 時と共に生きて(鎌倉で;東海道を遊行 ほか)
第4章 全てを捨て去って(最後の帰郷;帰らぬ旅路 ほか)
著者等紹介
石井由彦[イシイヨシヒコ]
昭和16(1941)年1月3日生まれ。愛媛県松山市出身。中央大学法学部法律学科卒業。俳人協会会員(号「迫眞」)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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