内容説明
松山に、捕虜が来た―日露戦争から始まった、心温まる100年の物語。
目次
日露戦争当時の松山
日露戦争勃発と、捕虜の受け入れ地・松山
いよいよ捕虜兵がやって来る
松山捕虜収容所の傷病兵の生活
負傷兵と健康捕虜兵の生活の違い
捕虜兵の死亡とロシア人墓地の誕生
V・A・ボイスマン海軍大佐
ロシア人墓地の歴史
勝山中学校生徒会とロシア人墓地
海洋作家ビタリー・グザーノフ氏
胸像受入れ準備委員会の活動
胸像の寄贈を確認するため、ロシアを訪問
胸像「日・露友好のかけ橋」建立記念除幕式
ロシア兵の墓標板の新設
ロシア大使館から新碑銘板を寄贈
ロシア人墓地保存一〇〇年記念祭
著者等紹介
京口和雄[キョウグチトシオ]
1933年、愛媛県八幡浜市保内町喜木津生まれ。愛媛大学教育学部卒業後、国公立小・中学校教諭。愛媛県教育研究所所員、県教育委員会指導主事、愛媛大学教育学部附属中学校副校長、公立中学校長、最後は松山市立勝山中学校長で退職。校長在任中にロシア人墓地保存会長となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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