今に生きる「もてなしの心」―松山・ロシア人墓地保存一〇〇年

今に生きる「もてなしの心」―松山・ロシア人墓地保存一〇〇年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860870508
  • NDC分類 218.3
  • Cコード C0021

内容説明

松山に、捕虜が来た―日露戦争から始まった、心温まる100年の物語。

目次

日露戦争当時の松山
日露戦争勃発と、捕虜の受け入れ地・松山
いよいよ捕虜兵がやって来る
松山捕虜収容所の傷病兵の生活
負傷兵と健康捕虜兵の生活の違い
捕虜兵の死亡とロシア人墓地の誕生
V・A・ボイスマン海軍大佐
ロシア人墓地の歴史
勝山中学校生徒会とロシア人墓地
海洋作家ビタリー・グザーノフ氏
胸像受入れ準備委員会の活動
胸像の寄贈を確認するため、ロシアを訪問
胸像「日・露友好のかけ橋」建立記念除幕式
ロシア兵の墓標板の新設
ロシア大使館から新碑銘板を寄贈
ロシア人墓地保存一〇〇年記念祭

著者等紹介

京口和雄[キョウグチトシオ]
1933年、愛媛県八幡浜市保内町喜木津生まれ。愛媛大学教育学部卒業後、国公立小・中学校教諭。愛媛県教育研究所所員、県教育委員会指導主事、愛媛大学教育学部附属中学校副校長、公立中学校長、最後は松山市立勝山中学校長で退職。校長在任中にロシア人墓地保存会長となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小葉

4
地方紙やローカルニュース等でロシア人墓地の清掃活動について報じられるのは何度も見かけたが、詳しいことは知らなかった。松山に日露戦争の捕虜収容所があったこと、かなり自由な捕虜生活で松山は捕虜景気に与ったこと、中学生や地元の人たちの清掃活動、ロシアの人たちと保存会の関係等、地元(故郷)に関する歴史を再確認できおもしろく読めた。遍路への関わりで培われた「もてなしの心」という言葉が繰り返し出てくるのには苦笑してしまったけれど。2011/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2168287
  • ご注意事項

最近チェックした商品