内容説明
『ピアノ・ノート』の著者が、当時の楽譜を基にベートーヴェンの思考回路を紐解く。
目次
第1部 伝統(形式について;フレージング;テンポ;ペダル、トリル、鍵盤の拡大)
第2部 ソナタ(18世紀のソナタ;人気を博した青年時代;熟練の時代;苦悩の時代;最後のソナタ)
著者等紹介
ローゼン,チャールズ[ローゼン,チャールズ][Rosen,Charles]
国際的に高く評価されるピアニスト、音楽学者。モーリス・ローゼンタールに師事し、バッハからピエール・ブーレーズに至るまで、広範なレパートリーを演奏・録音している
小野寺粛[オノデラシュク]
東京大学国際関係論分科卒業。翻訳者、通訳者。予備校勤務を経て出版社で編集業務に携わる一方、国内外で精力的に演奏活動を行う。翻訳を藤岡啓介氏に師事。ピアノを北川正、奈良井巳城氏の各氏、ピアノ奏法を杉山佳子氏、音楽を上原由紀音氏に学ぶ。日本クラシック音楽コンクール等で入賞多数。国際ピアノデュオ協会、東京国際芸術協会会員
土田京子[ツチダキョウコ]
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、作曲を池内友次郎・矢代秋雄の各氏に、ピアノを遠山つや氏に学ぶ。トロント王立音楽院ピアノ科を“Piano Performer’s Diploma”を得て卒業。Earle Moss、ヴァレリア・セルヴァンスキー、ピーター・コラッジォの各氏に学ぶ。聖徳学園短期大学(現聖徳大学)音楽科講師、同志社女子大学音楽学科講師を歴任。東京・京都・福岡にて音楽研究グループ“ティータイム・トーク”を主宰
内藤晃[ナイトウアキラ]
1985年生まれ。これまでにピアノを城田英子、川上昌裕、デイヴィッド・コレヴァー、ヴィクトル・トイフルマイヤーの各氏に、ピアノ、音楽理論、室内楽を広瀬宣行、秋山徹也の両氏に、指揮を紙谷一衛氏に、古楽を渡邊順生氏に、ジャズを熱田公紀氏に師事。チャリティー、施設慰問等の演奏活動に長年意欲的に取り組み、2006年度、(財)ソロプチミスト日本財団より社会ボランティア賞受賞。2008年3月、CD「Primavera」でピアニストとしてデビュー、「レコード芸術」5月号誌上にて特選盤に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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松本直哉
カティサーク