内容説明
任侠界に脈々と伝わる盃事秘儀にともなう設定・作法・動作・口上など神事の一部始終を任侠劇画の第一人者が心血を注いで描き上げた畢生の大作。神道理解に最良のテキスト。隠れた日本文化の一面を掘り起こした画期的試み。
目次
「手打和合盃」の巻(手打和合盃の準備段階;式場設営;主要人物の設定と書き上げ;式事執行;実践用口上文例)
「隠退襲名盃」の巻(隠退襲名盃の準備段階;式場設営・祭壇の飾りつけ;主要人物の設定と書き上げ;式事執行;実践用口上文例)
著者等紹介
村上和彦[ムラカミカズヒコ]
昭和19年、愛媛県西条市に生まれる。独学で劇画を学び昭和45年にデビュー。任侠劇画の第一人者となる。平成6年より映像の世界に原作者・プロデューサーとして参入し、平成16年5月撮了の『修羅の門』をもって10年で映像化100本の金字塔を築く。任侠界との交遊も広く、盃事の儀式にも精通、氏に指導を仰ぐ関係者も多い
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