内容説明
ちょっぴり自分勝手で心配性のケープドリ、まじめで常識的なツングステンの二人のおかしなやりとりと、友情が楽しい作品。
著者等紹介
レーク,ワウター・ヴァン[レーク,ワウターヴァン][Reek,Wouter Van]
1960年、オランダのフェルスコーテン生まれ。1978年に、美術学校リートフェルト・アカデミーに入学。数学を勉強するために別の学校に進むが美術学校に戻り、1984年に卒業。以来、絵もストーリーも自分で書き下ろした子ども向けCGアニメーションを製作している
野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年東京生まれ。早稲田大学に入学し英文学科へ進む。ハリエット・ヴァン・レークの絵本を訳したことがきっかけで翻訳家に。1985年より5年間、ヨーロッパに住んだ経験を生かして、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を紹介している。英語やフランス語の本も訳している。紙芝居文化の会海外企画推進委員、日本国際児童図書評議会(JBBY)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
20
ある日、車を走らせていると、豪雨の中、自宅から1キロほど離れた商店街で、自転車を傘差し運転する近所のSさんを見かけてしまった。家内は「Sさん、買物好きやなあ」と感心したが何も分かっていない。Sさんの奥さんが、買い物に行けと送り出したに違いない。ケープドリのように、奥さんがSさんを迎えに行くこともあり得ない。2020/11/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【誰かと一緒にいたいとき】 このシリーズは『ケープドリ ケープタワーのまき』 https://bookmeter.com/books/7093815 しか読んでなかったので出会えて良かった。ツングステンにストーブ用の薪を持ってくるように言ったケープドリ。雨の日に!なかなか帰ってこないツングステンにケープドリは…。2021/02/05
魚京童!
10
なんだそれ。そちらのほうがいいのかもしれない。無理やりでもなんでもなんとでもしたほうが。なんとかなる。なんとかする。それが続くといつか壊れてしまう。2021/01/10
あんみつ
6
ツングステンのプライドを傷つけないようにするケープドリが優しい。まだ、息子にはこのケープドリの優しさがわからなかったよう。(4歳5ヶ月)2013/06/15
ととろ
6
木の枝一本を一生懸命運んで帰ろうとするツングステンがかわいい。2013/04/20