内容説明
僕はこうやって、自分の夢を実現してきた。仕事はすべて、体で覚える!「一人前のプロ」になるための心構え。
目次
うまく使われてやれ!使われ上手は、必ず伸びる
感謝の気持ちは、今返せ
学校で学ぶもよし、社会で学ぶもよし
ひとつ笑われて、ひとつ覚える
たかが冷蔵庫の開け閉め、そこに能力が表われる
若いうちに本職をもて、それが生きがいにつながる
自分の決断、自分の責任。まっとうな姿で精を出す
昨日も明日もない、今日一日をどう過ごすか
目的をつくれば、仕事は「やる気」が出る
ガンコな執着と責任感は、仕事を楽しむ邪魔になる〔ほか〕
著者等紹介
道場六三郎[ミチバロクサブロウ]
和食料理人。1931年、石川県生まれ。故郷の鮮魚店で働きながら本格的に料理の世界に入る。’71年、銀座「ろくさん亭」をオープン。和食の伝統にとらわれない変幻自在な発想が料理界に新風を吹き込み、テレビ「料理の鉄人」の活躍によって、その腕前と心意気を全国に示すこととなった。’07年、旭日小綬章受章。新しい料理に挑戦し続けている和の料理人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
22
著者が道場さんなので、具体例は料理についてのことがほとんどです。しかし、自身の経験を振り返ってみると、料理ほど仕事ができるできないを端的に表す具体例はないように思います。料理というと素材の良さや調理技術、見かけの華やかさ、居心地のいい空間と色々ありますが、すべては相手に喜んでもらいたいという思いの源泉となる職人気質に 集約されます。「料理の鉄人」では、道場さんの斬新な料理を楽しみにしていたことを思い出しました。2017/09/24
さっちも
10
掃除系とか良いことが書いていればなぁという気分で買ったけど予想以上に広く深くグッとくる内容だった。職人やアーティトとしてのイメージが強かったが、店を繁盛させる経営者としての道場さんの思考が凄い。ホリエモンとか道場さんなど、成功する経営者は共通して豪快でサバサバした感じがあるなーと思っていました。なぜそうなのかは、クヨクヨしたり、後悔して過去のことにこだわると前に進めなく男はダメになるのですね。思考、決断、行動、失敗、検証のサイクルをひたすらまわす重要性に気づき、副業に良い影響を受けました。爽快な本です2017/03/14
Miko
8
年を取ったら道場さんにような顔になるかなと思える人がいたのと昔テレビ番組で見たことがあったので手にしてみた。料理人は頭が固い人が多いイメージだけど道場さんはすごく柔らかくて何でもいいことは取り入れようとする。いちばん素敵なのはお客様に対する眼差しだ。喜ばせたい満足して欲しいという思いが本から伝わってくる。政治家も国民を喜ばせたい満足させたいと思う人ばかりであれば私たちの生活は安心できるよね。2020/05/28
みのるずの6号艇
1
面白い。凄い人。2025/02/14
Masataka Sakai
1
この方の愛弟子と付き合いがあるが、すべてのことに学び、気を配る。 本物はそんな姿勢から産まれるんだな。 成長しようと言う気概があるなら、読んでみよう。2016/12/07