内容説明
知らなかった御神酒の知識や、全国の神社の見どころを御神酒の写真とともに紹介。全国109社の御神酒を紹介。
目次
第1章 御神酒の基本
第2章 神社が醸すお酒
第3章 神社でお酒を造らなくなった時代
第4章 現代の御神酒
第5章 全国の神社と御神酒
第6章 お酒の神様が祀られている神社
著者等紹介
大浦春堂[オオウラシュンドウ]
寺社ライター、編集者。埼玉県生まれ。編集ディレクターとして情報誌の制作会社、コンテンツマーケティング会社など数社を経て独立し、旅や寺社仏閣などのジャンルを中心に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ナディ
39
御神酒の本があることにびっくりして手に取った。神社でも御神酒を造りことに驚いた。全国各地の神社の御神酒情報や、御守などが写真入りで紹介されていて、読みやすい。2017年出版なので情報も新しい。2017/11/07
ネギっ子gen
32
その発行所名から、神社が版元かと思ったら、あの「暦の神宮館」でした。<神社で御祈祷をした後や祭りのあとの直会、また撤下品でいただく御神酒。神様へ日々お供えする「御饌」など、神社の祭祀に欠かせないものでありながら、これまで御神酒は神道の専門書以外には取り上げられる機会が多くありませんでした>。ということで、そもそも御神酒とはどのようなものなのか、その歴史や由来などを写真とイラストで分かりやすく解説する。また、全国109社の神社を掲載し、御神酒についてだけでなく、神社の特色や見どころ、授与品なども紹介。⇒2021/11/28
G-dark
13
日本神話によると、お米は天照大神から授けられた神聖なもの。そのお米から作られた御神酒を神様にお供えすることで、御神霊が御神酒に宿り、御神酒を飲むことで神様と人のご縁が結ばれ、神様から力を分けていただけるそうです。また、この本には、神社でお酒を造る様子も紹介されています。酒税の関係上、お酒を造る神社は減っているそうですが、それでも、宮司・その家族・氏子たちで御神酒造りを代々守り継いできた所もあって驚かされました。伝統を断ち切ることは簡単ですが、受け継いでいくことは本当に難しいですから、素晴らしいと思います。2019/08/18
じじちょん
7
神様にお酒を供えるので、神社で醸造していた事は想像できましたが、明治時代の酒税による規制で免許が必要となったという下りは勉強になりました。 御神酒以外にも神社の情報が分かりやすく載っているので、神社めぐりのお伴に最適です。 2017/11/10
1018
5
お神酒について知らないことばかりだったので、勉強になりました。お神酒味わってみたいものです。2017/08/26
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