人の集まり方をデザインする

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860730604
  • NDC分類 525.1
  • Cコード C0052

内容説明

建築の設計において、最初に問うべきテーマを考察する。「日本盲導犬総合センター」「大多喜町役場」「工学院大学125周年記念総合教育棟」など、世評高い作品を生み出している著者が、長年練りあげてきた思考と実践の全て。

目次

1(人の集まり方をデザインする;時間と空間を紡ぐこと;大多喜の重層する時間と空間―「冗長性」と「象徴性」;site specific determinedへ―建築がその場所にできること;空間の地形;そこにしかない形式)
2(建築で何を学ぶのか;都市と均質空間;スポーツのルールと都市計画;不自由な柱;地図と自転車;モノで考える;住宅と都市―幸福な共犯関係に向けて;居住環境のための建築の形式はどう計画されるべきか;小さな家)
3(集合住宅にできること;厚みのある窓;新しい住宅に向けて;タテに住む)

著者等紹介

千葉学[チバマナブ]
1960年東京生れ。85年東京大学工学部建築学科卒業。87年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。同年日本設計入社。93年ファクターエヌアソシエイツ共同主宰(~’01年)、東京大学工学部建築学科キャンパス計画室助手(~’96年)。1998年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻安藤研究室助手。2001年千葉学建築計画事務所設立、東京大学大学院工学系研究科准教授(~’13年)。09年スイス連邦工科大学客員教授(~’10年)。13年東京大学大学院工学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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