内容説明
道具だてが決め手、和の住まい。磨かれた観察眼による綿密な著者自筆画と、豊かな経験知に裏打ちされた平明な文章で映し出す80余景。
目次
1 美味をうみだす道具だて
2 ごりごりぐるぐるぺったらこ
3 昔の道具はエコロジー
4 食卓から見える風景
5 水の道、湯の道、身心調理術
6 そうじ、せんたく、衣の道具
7 住まいのしつらえ、時のながれ
8 和のたたずまい、巧まざる仕かけ
9 情に報いる手間ひまの効能
10 地縁コミュニティーの生き方
著者等紹介
山口昌伴[ヤマグチマサトモ]
1937年大阪府八尾生まれ、京都育ち。岡山、彦根を経て東京へ。早稲田大学建築学科卒。住宅設計から生活研究の道へ。専門は住居学・生活学・道具学。道具学会会長、坐る文化研究所長、日本生活学会編集委員、日本産業技術史学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
71
読み友様からのご紹介本です📚昔の道具廃れ忘れてしまったものが多い。でもまだすりこぎ使ってます😊脚付きまな板は見た事がないです。靴を履く欧米文化に憧れ真似して畳に座る事を放棄した我々。欧米の文化進んでいるという考えは間違いと著者。各国の文化を大切にしたい。電気不要の足踏みミシンってエコだと思う!知らないものの方が多く今に全部なくなってしまうのではと哀しく思います涙2023/03/23
Megumi Nosaka
0
ちょうど引越し最中に読んだので、これから自分の住まいを整えていくよい参考になった。 季節や状況に応じて柔軟に変幻できる日本の昔ながらの住まい方を、上手に取り入れてみたい。 あと、道具は長持ちするに尽きると共感。2015/12/22
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