内容説明
道具だてが決め手、和の住まい。磨かれた観察眼による綿密な著者自筆画と、豊かな経験知に裏打ちされた平明な文章で映し出す80余景。
目次
1 美味をうみだす道具だて
2 ごりごりぐるぐるぺったらこ
3 昔の道具はエコロジー
4 食卓から見える風景
5 水の道、湯の道、身心調理術
6 そうじ、せんたく、衣の道具
7 住まいのしつらえ、時のながれ
8 和のたたずまい、巧まざる仕かけ
9 情に報いる手間ひまの効能
10 地縁コミュニティーの生き方
著者等紹介
山口昌伴[ヤマグチマサトモ]
1937年大阪府八尾生まれ、京都育ち。岡山、彦根を経て東京へ。早稲田大学建築学科卒。住宅設計から生活研究の道へ。専門は住居学・生活学・道具学。道具学会会長、坐る文化研究所長、日本生活学会編集委員、日本産業技術史学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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