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普段着の住宅術

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860730000
  • NDC分類 527.1
  • Cコード C0052

内容説明

着心地いい普段着のように住まいを着こなしてみよう。住宅のうまさでは定評ある著者のとっておきの設計術。自筆スケッチ、写真など多数織りまぜて単行本初公開。

目次

「小屋」から「家」へ
MITANI HUT
三谷さんの家
生活の機微に対する観察力と想像力をもって…
コルビュジエの「UNE PETITE MAISON」
NISHIHARA HAUS
製図道具の老兵たち
箱型の建築をめぐって
抽斗壁指物から建築へ
一緒に暮らす家具たち
PINE HOUSE
旅の愉しみ
私家版住宅用語辞典
新井薬師の住宅
上総の家
風土、風景、生活に寄り添うかたち
手ざわりの想像力

著者等紹介

中村好文[ナカムラヨシフミ]
1948年千葉県生まれ。1972年武蔵野美術大学建築学科卒業。1972~74年宍道建築設計事務所。1975年東京都立品川職業訓練校木工学科。1976~80年吉村順三設計事務所。1981年レミングハウス設立。1987年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。1993年「諸職の技術を生かした住宅」で第18回吉田五十八賞特別賞受賞。現在、日本大学生産工学部居住空間デザインコース教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつ

14
住居のそこかしこの名称がたくさん書かれて、描かれていて、とても面白かった。『生活の全てが「ひとつ屋根の下」にすっぽりと居心地よく、バランスよくおさまっていて、そのことがどこにいても気配として感じられる「家」が「普段着の住宅」になるのでは?』『古びたときに美しさを増す素材に囲まれて暮らす豊かさを言葉で語り尽くすのは難しい。自然素材はその効能を声高に言い立てなくとも、ただそれだけで「いいもの」であることを頭からではなく皮膚感覚として感じるべきものだと思う』『本当に必要なものは美しい』ラウンジ・ピット、いいな☆2015/11/22

ひつじ

11
中村好文さんの本を読破したい今日この頃。写真は少ないけど中村さんの絵がいい。2019/07/22

fukumasagami

6
家を建てようと思ったら読んでみる。自分が暮らす家ならば建売買うだけではもったいない。ちょっとした工夫の紹介もあって参考にもなります。2010/09/19

うえちょん

3
工芸家・三谷龍二さんの「フェルメールの絵のような光が、部屋のなかに射し込む窓がひとつ欲しい」という言葉に中村好文さんが窓の役割を改めで気づかされたという話がとても印象的だった。家づくりの初期のタイミングでこの話に逢えてよかった。2021/10/04

ja^2

3
いよいよ困ったことになってきた。父が遺してくれた田舎の土地に、リタイアしたら終の棲家を建てようと企んできたのだが、その計画がいっこうに進まないのである。▼私の企てによれば、もう私自身の手による基本構想は終え、そろそろ専門家による基本計画に入っているはずだった。にもかかわらず、用途や規模すら決まっていないのだ。▼用途は住宅が主であることは間違いない。そこに、私のボケ防止のための小さな店舗を併設しようと思っている。だが本当にやるつもりがあるのか、あるいは採算がとれそうか、日々自問を繰り返しているところなのだ。2014/08/14

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