内容説明
株式会社おかやま工房の河上社長が歩んできた道と、安全安心・無添加手づくり焼きたてのパン造りにかける理念と情熱、そして「リエゾン・プロジェクト」の展開や海外進出など、業界の「常識」を覆し、世界に通用する日本製のパンとパン屋さんづくりについて、その考えと実践をすべてさらけ出した。
目次
1 挫折
2 独歩
3 変革
4 創造
5 冒険
6 追求
著者等紹介
河上祐隆[カワカミツネタカ]
1962年大阪府大阪市生まれ。18歳で製パン業界に飛び込み、22歳で大阪府羽曳野市にベーカリーを開業して独立。1990年岡山県岡山市にベーカリーをオープン。2008年海外でベーカリーのプロデュース・コンサルティング事業を開始。2009年個性派小規模ベーカリーのプロデュース部門、リエゾンプロジェクトを設立。株式会社おかやま工房代表取締役、ベーカリープロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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うめもも☆さくら
3
地元で人気店のパン屋社長の本。比較的お手頃な価格でおいしいと親しまれているパン屋さんですね。パンへの情熱と、あとは開業支援に力を入れているようで、その方向での内容。パンは毎日食べるものだから、特別じゃなくいつでも安心して食べられるものをとのこと。「たかがパン、されどパン」「ビジネスには縁もあるし、運もある」のあたりが印象的。言葉にすると簡単なんだけど、経験に裏打ちされていると感じられます。2013/11/21
みほ
1
先日「カンブリア宮殿」「所さん!大変ですよ」で「たった5日間の研修で開業できるベーカリー独立開業支援」というのを放送していたのを見て、5日でパン屋開業なんてパン屋バカにしてる、胡散臭い、と思っていたところ社長が本を出していると知り読んでみた。幼少期からの自伝でプロジェクトの詳細は分からなかった。理念は良いけどやっぱりこのプロジェクトに対する不信感はぬぐえず。これで開業した店のパンを食べてみたい。2017/02/17
シトラス
0
なにげにパンのコーナーで見つけた本だったけど。自伝的な本で、読んでいて元気になれるしやる気も出る本だった。自分で事業を起こそうとは思わないけど、それもありかもと思わせる本。2013/06/23