出版社内容情報
産婦人科医、小児科医、助産婦、保健婦などがそれぞれの専門分野から最新の情報を持ち寄り、おじいちゃんとおばあちゃんのためにつくった「孫育て」の本。 乳児期と幼児期、それぞれの注意事項や赤ちゃんとの上手な接し方などを、細かく解説。若いお母さんに、言って「喜ばれること」「嫌われること」、してあげて「喜ばれること」「嫌がられること」などアンケートも掲載。
これを読んでおけば、嫁や娘に頼りにされ、好かれるおじいちゃんおばあちゃんになること間違いなし! 孫のために、ぜひとも読んでおきたい一冊。また、若いご夫婦から祖父母へのプレゼントとしても最適!
孫はかわいい。でもどのように扱えばいいのか、その親である自分の子どもたちとどう向き合えばいいのかしばしば迷います。
ひと昔前、祖父母になる皆様が子どもだったころはまだ家風(一族の文化)が生きていました。育児文化もその一つで、地域社会の中で伝統的な子育て法がありました。いまでは経済成長と共に日本の社会構造が変わってしまい、核家族が普通となった家庭で、育児も随分様変わりしました。
赤ちゃんが生まれ成長していくには、しなければならないことと、してはいけないことがあります。そのルールを知ることは、ほとんど指針のない今の子育てに最も必要なのです。
子どもはその成長を親にゆだねているのですが、子どもがお母さんやお父さんを全身全霊で見て感じているほどには、親は子どもと共通の時間を過ごしていません。昔も今も、子どものこころの寂しさを、やさしさで埋めたのが祖父母やそれに代わる人たちだったのです。
(中略)
この本は孫がいる方にも、これから孫が生まれてくる方にも、孫をめぐっておこる様々な問題解決のヒントになる情報を提供するのが目的です。未来からの支社である子どもたちが、「しあわせになる」という人生の目標を達成するのに少
内容説明
孫ができたら読む本。孫のためにして喜ばれること、嫌がられること。お母さんの声を大公開。産婦人科医、小児科医、助産師、保健師らが総力編集。
目次
1章 一歳までの孫育て(あなたは何型おばあちゃん?;お母さんのこころと身体;赤ちゃんのこころと身体 ほか)
2章 一歳からの孫育て(孫にとってあなたはどんな存在?;子どもが育つ仕組みと祖父母の関わり方;幼児のこころと身体 ほか)
3章 おばあちゃんとおじいちゃんへのメッセージ―子育て中のお母さんに聞きました(妊娠中、言われて「うれしかったこと」;妊娠中、してくれて「うれしかったこと」;妊娠中、言われて「嫌だったこと」 ほか)
著者等紹介
山縣威日[ヤマガタタケヒ]
医療法人サン・クリニック院長。1943年、北海道生まれ。1971年、札幌医科大学卒。日本産婦人科学会認定医、日本東洋医学会認定医。日本母乳の会運営委員。「絆を強めるお産と育児」「女性の価値あるライフサイクル」の啓蒙、母乳育児の推進、子育て支援、孫育て、性教育、マリッジカウンセリングなどを通じて地域社会への貢献を目指す
中山真由美[ナカヤママユミ]
1959年、岡山市生まれ。1984年、岡山大学医学部卒。小児科医。国立岡山病院小児医療センターなどを経て、現在はサン・クリニック勤務。ラ・レーチェ・リーグ日本にて医学情報関連担当を務める。お母さん方が「子育てが楽しい」と思えるよう願って、日々、育児支援に力を注いでいる
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