岡山藩寺社奉行 能勢勝右衛門の時代

岡山藩寺社奉行 能勢勝右衛門の時代

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  • サイズ 46判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860690045
  • NDC分類 217.5
  • Cコード C0021

出版社内容情報

はじめに 3
天和三年 7
貞享元年 39
貞享二年 59
貞享三年 81
貞享四年125
元禄元年141
元禄二年153
元禄三年173
元禄四年183
おわりに196

 はじめに
 能勢勝右衛門が寺社奉行を勤めたのは、 天和三年五月から元禄四年八月までおよそ八年間で、 前役は小姓組与頭、 知行は八百石だった。
 本書はこの八年間の寺社方の記録を、 「池田家文庫 (*) 」 の 『留帳』 から抽き出して作られた。
  『留帳』 の項目は 「上令上賜附公務言上」 にはじまり以下、 「実紀」 「公子」 「廟祭附敦土山」 「学校并閑谷」 「神事」 「仏道」 「■法附命令」 「■職爵禄并新仕附告老継世」 「初見」 「使節并江戸」 「賞賜附賑給」 「刑罰附宥赦」 「賦■」 「訟」 「造築附狩」 「居第」 「婚姻養子并他国出官致仕」 「死并出奔」 「災難附闘■」 「雑」 などと多岐にわたるが、 このうち 「神事」 の部と 「仏道」 の部に主として依った。
 仏道・神事は寺社方の一件文書を集成したものだが、 この中から主要と思われるものを選んだ。 何が主要で何が主要でないかは意見の分かれるところだが、 これは編者の好みに依った。 文体については大まかに、 地の文は意訳体、 書状・願書等は原文をそのまゝ用いた。
 本文中しばしば出てくる 「御年寄中」 とは家老を指すが、 大学・左門のように名付けにする場合もある。
 能勢勝右衛門が寺社奉行であった時期を通じて、 国守は池田綱政だった。

内容説明

能勢勝右衛門が寺社奉行を勤めたのは、天和三年五月から元禄四年八月までおよそ八年間で、前役は小姓組与頭、知行は八百石だった。本書はこの八年間の寺社方の記録を、「池田家文庫」の『留帳』から抽き出して作られたものである。

著者等紹介

高柳利一[タカヤナギトシカズ]
1935年生まれ。岡山地方史研究会会員。岡山藩研究会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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