出版社内容情報
建物には、驚くほど様々な物理学が詰まっています。
「なぜ建物は崩れずに建っていられるのか」「地震の揺れにどうやって耐えているのか」「どのように暑さや寒さを調節しているのか」など、設計だけでなく、明かりや音の広がり、ドアの開閉や換気といった日常の中に、物理のしくみは深く関わっているのです。
本書では特に「力」「熱」「光」「音」といった4つの視点を中心に、建物と物理をやさしくひもといていきます。
「物理学は難しそう」というイメージを持っていたり、学校で習った内容がピンとこなかったりしていた方でも、読み進めていくうちに身近な場面で役立っている物理学の面白さや、建物に隠された快適に過ごすための工夫を感じてもらえるでしょう。
【目次】