内容説明
身のまわりにあふれるデータを“意味のあるもの”にするために、統計学を基礎から学ぶ。「伝統的統計学」とも呼ばれるようになった「推測統計学」に始まり近年主流となっている「ベイズ統計学」、何種類ものデータを同時に分析する「多変量解析」を丁寧に解説。
目次
プロローグ 統計学を学ぶ前に
記述統計学(統計学の基礎知識)
伝統的統計学(伝統的統計学のための確率;統計的推定―一を聞いて十を知る;統計的検定―仮説が正しいかどうかを判断する)
ベイズ統計学(ベイズの確率論―経験をもとに判断する;ベイズ統計学―ベイズの定理を唯一のよりどころにする;ベイズ統計学と推定、検定)
多変量解析(相関分析―二つの変量の関係を探る;回帰分析―一つまたは複数の変量から他の変量を予測;数量化理論―質的データを分析する)
著者等紹介
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
1950年、東京生まれ。東京教育大学(現、筑波大学)理学部数学科を卒業後、教職に就く。現在はコンピュータを活用した教育法や統計学の研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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