台風についてわかっていることいないこと

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台風についてわかっていることいないこと

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860645557
  • NDC分類 451.5
  • Cコード C0044

出版社内容情報

毎年のように日本を襲う台風。なのに、実は多くの謎がまだ残っています。さまざまな視点から、台風研究の「いま」を語る一冊。毎年、台風は日本列島を襲い、各地にさまざまな爪痕を残します。日本で暮らすうえで、台風から逃れることはできません。
そんな台風を、私たちはどこまで知っているのでしょうか。観測や予測技術が発達し、台風がどの方向に進むとか、これから台風が発生するとかといった予報を私たちも手に入れることができるようになってきました。しかし、台風には多くの謎がまだまだあります。
未解決の謎に挑む、新進気鋭の台風研究者たちが、「観測」「発生」「発達」「海との関係性」「予報」「温暖化の影響」というさまざまな切り口から台風について語りつくします。
台風を広く、そして深く知ることのできる、贅沢な一冊。

第1章 台風ニ突入セヨ―正解のないテストをぬり替える
 1.1 これが台風の目だ!
 1.2 直接観測のワケ
 1.3 上からも下からも横からも
 1.4 これからの台風観測
 1.5 まとめ
第2章 台風発生のトリガーに迫る!―台風の「生まれつき」?
 2.1 世界中の海で発生する台風
 2.2 台風発生のトリガー
 2.3 流れパターンがもたらす台風の特徴
 2.4 台風発生研究の今後の課題
 2.5 まとめ
第3章 台風が発達するワケ―台風一代記
 3.1 成長していく台風
 3.2 台風にもある?成長の限界
 3.3 終焉に向かう台風
 3.4 ミッシングリンクに挑む未来
 3.5 まとめ
第4章 荒れ狂う海で何が起こっているのか?―いち研究者の視点から
 4.1 台風は海を変える
 4.2 空と海とのあいだには
 4.3 世界中で盛り上がる台風と海洋の研究
 4.4 海が台風を変える
 4.5 海がわかれば未来が変わる
 4.6 まとめ
第5章 気象庁vs台風―台風予報の最前線
 5.1 台風の解析
 5.2 進路予報
 5.3 強度予報
 5.4 発生予報
 5.5 将来の台風予報
 5.6 まとめ
第6章 100年後の台風
 6.1 温暖化研究の短くも長き歩み
 6.2 いざ、100年後へ!
 6.3 最凶台風に挑む
 6.4 まとめ

筆保 弘徳[フデヤス ヒロノリ]
著・文・その他

山田 広幸[ヤマダ ヒロユキ]
著・文・その他

宮本 佳明[ミヤモト ヨシアキ]
著・文・その他

伊藤 耕介[イトウ コウスケ]
著・文・その他

山口 宗彦[ヤマグチ ムネヒコ]
著・文・その他

金田 幸恵[カネダ サチエ]
著・文・その他

内容説明

毎年のように日本に来るのに、謎だらけ。新進気鋭の台風研究者たちが、6つの切り口から台風について語りつくす!

目次

第1章 台風ニ突入セヨ―正解のないテストをぬり替える
第2章 台風発生のトリガーに迫る!―台風の「生まれつき」?
第3章 台風が発達するワケ―台風一代記
第4章 荒れ狂う海で何が起こっているのか?―いち研究者の視点から
第5章 気象庁vs台風―台風予報の最前線
第6章 100年後の台風―地球温暖化は台風にどのような影響を与えるのか?

著者等紹介

筆保弘徳[フデヤスヒロノリ]
横浜国立大学教育学部准教授。専門、台風、局地風

山田広幸[ヤマダヒロユキ]
琉球大学理学部物質地球科学科地学系准教授。専門、台風、メソ気象、熱帯気象

宮本佳明[ミヤモトヨシアキ]
慶応義塾大学環境情報学部専任講師。専門、台風、対流、数値シミュレーション

伊藤耕介[イトウコウスケ]
琉球大学理学部物質地球科学科地学系准教授。専門、台風、天気予報

山口宗彦[ヤマグチムネヒコ]
気象庁気象研究所主任研究官。専門、台風、台風予報、アンサンブル予報、最適観測手法

金田幸恵[カナダサチエ]
名古屋大学宇宙地球環境研究所特任助教。専門、極端現象(台風・豪雨)、地球温暖化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

34
気象関連のわかっていることわかっていないことシリーズの第4弾の台風編。複数の研究者がオムニバス形式で執筆するスタイルは変わらないが、テーマが各論に入ってきているからか、シリーズの他の作品に比べても理屈、理論は最低限に抑えると同時にストーリー立てされていて読ませる工夫が前面に出ている気がした。巻末のクイズも含めて一般の読み物として楽しめるレベルの本だと思う。2021/12/26

ノンケ女医長

17
台風の定義、知らなかった。ずっと中心気圧で決まると思い込んでいた。台風が多く通過する沖縄県での研究施設の紹介が興味深かった。台風の襲来中、風が弱まる一瞬のすきをみて、計測センサを搭載した気球を打ち上げるとか。授業では学生と喜びを分かち合うと書いていて、なんだか頭が下がる気持ち。台風の上陸回数が最も多い都道府県は鹿児島県。沖縄県は「通過」なんですね。2023/06/03

toshi

16
タイトル通り、分かっていることと分かっていないことを列挙して解説する本かと思いきや、台風の研究者が分担して台風について解説する内容でした。 何人かの研究者が、担当する各章に与えられたテーマに基づいて書いているものの、各人好きなスタイルで書いているので全体を通して読むと全く統一性が無くて散漫な印象になってしまうが、それぞれの章は興味ある内容になっている。 本文の後にその章の著者のコラムが有るけれど、研究者目線の内容で個人的にはそこが一番面白かった。2018/09/15

14
30年ほど前まではアメリカが観測機を直接投入してはかっていた台風の中心気圧や風速等のデータは、今は予算不足等によりドボラック法というやり方で推測して出されてきた。去年台風22号の目に航空機で直接乗り込み、久しぶりにデータを取ったとのこと。台風の発生メカニズムは台風が台風を生むもの、偏東風と西からの風がぶつかったり、その間で生まれたりとさまざまな発生の仕方があること。台風が動くメカニズムはフィギュアの四回転ジャンプと同じで、腕を大きく広げ、きゅっと一気に縮める時に角運動量を輸送エネルギーに変換する。2018/09/21

テイネハイランド

13
図書館本。9/4の台風21号の記憶が残る中、経済紙の書評を見て気になったので読むことにしました。台風は気象現象としては日本では身近なものですが、その原理や発生メカニズムや観測/予測手段についてはあまり知らなかったので、本書を最後まで読むと初歩的な知識がざっと得られるメリットはありました。ただし、本書は読み手に配慮して編集されておらず、台風の原理について解説した第3章→台風の発生メカニズムについて解説した第2章→その他の章という風にすればもっと読みやすい本になったかと思われます。2018/10/13

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