学びなおすと倫理はおもしろい

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学びなおすと倫理はおもしろい

  • 村中 和之【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ベレ出版(2017/03発売)
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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860645052
  • NDC分類 150
  • Cコード C0010

出版社内容情報

本書では西洋の哲学・思想を、「高校でまともに倫理を勉強しなかった」人でも読めるよう、やさしく、わかりやすく解説しています。学校を卒業して、あらためて「倫理」という科目を学びなおそうと思った方のための哲学・思想の入門書です。「高校でまともに倫理の授業を受けなかった」「難しくてよくわからなかった」という方のために、これ以上にないほどやさしく、わかりやすく解説しています。予備知識がなくても、西洋の哲学・思想が「これまで何を問題としてきたのか」、また「現代を生きる自分たちとどのような関わりがあるのか」ことについても手に取るように見えてきます。哲学・思想のエッセンスが詰まった一冊!

第1章  「よく生きる」ってどういうこと?[ソクラテス]
第2章  存在とは何か[プラトンとアリストテレス]
第3章  心とは何か[デカルトと物心二元論]
第4章  因果関係とは何か[ヒューム]
第5章  なぜ嘘をついてはいけないのか?[カントとベンサム]
第6章  自由意志は存在するか[エラスムス、ルター、スピノザ、カント]
第7章  やりたい放題が自由なのか?[ヘーゲルの自由論]
第8章  真の民主主義とは?[ルソー]
第9章  マルクスの考えたこと[マルクス]
第10章 自分を肯定する[ニーチェ]
第11章 世界にひとりだけの私[ハイデッガーとサルトル]
第12章 正しさって何だろう?[プラグマティズム]
第13章 理論の宿命と可能性[フランクフルト学派]
第14章 哲学の主題は言語である[ウィトゲンシュタイン]
第15章 真理とは権力である[フーコー]

村中 和之[ムラナカ カズユキ]
駿台予備学校講師。1973年生まれ。大阪府出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。法学、文学(哲学)、社会学の各学位を持ち、憲法学、政治学、哲学、政治思想史、経済理論を幅広く研究。現在、駿台予備学校など首都圏の大学受験予備校で、「倫理」「政治・経済」「現代社会」「倫理、政治・経済」の各講座で受験指導しているほか、映像講座「駿台サテネット21」で「倫理、政治・経済センター試験対策」の講座も担当している。著書に、『センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本』『センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本』『日本の大問題が見えてくるディープな政治・経済』『経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本』(いずれもKADOKAWA)などがある。哲学とクラシック音楽とアクション映画と家族を愛している。

内容説明

予備知識なしで読んでもよくわかる!哲学・思想入門。西洋哲学の重要テーマと人物を、この一冊に凝縮して、やさしい言葉でわかりやすく解説。

目次

「よく生きる」ってどういうこと? ソクラテス
存在とは何か プラトンとアリストテレス
心とは何か デカルトと物心二元論
因果関係とは何か ヒューム
なぜ嘘をついてはいけないのか? カントとベンサム
自由意志は存在するか エラスムス、ルター、スピノザ、カント
やりたい放題が自由なのか? ヘーゲルの自由論
真の民主主義とは? ルソー
マルクスの考えたこと マルクス
自分を肯定する ニーチェ
世界にひとりだけの私 ハイデッガーとサルトル
正しさって何だろう? プラグマティズム
理性の宿命と可能性 フランクフルト学派
哲学の主題は言語である ウィトゲンシュタイン
真理とは権力である フーコー

著者等紹介

村中和之[ムラナカカズユキ]
駿台予備学校講師。1973年生まれ。大阪府出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。法学、文学(哲学)、社会学の各学位を持ち、憲法学、政治学、哲学、政治思想史、経済理論を幅広く研究。現在、駿台予備学校など首都圏の大学受験予備校で、「倫理」「政治・経済」「現代社会」「倫理、政治・経済」の各講座で受験指導しているほか、映像講座「駿台サテネット21」で「倫理、政治・経済センター試験対策」の講座も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

29
人生50年を生きてきて、世の中には「たいした男」と「つまらない男」がいることが分かった。貧富や職業の貴賤とか肩書ではない。生きざま(人生に対する思想と哲学)を持っているか、持っていないかということ。生きざまを語るためには、多くの人生経験を積んだうえで思索することが必要である。大切なことは、自分の感覚とか判断を自己の内部にて体系的に整理する力が必要であり、倫理と哲学を学ぶことが大きな助けとなる。この本は難解なる倫理と哲学の世界が、驚くほど平易な言葉で解説されている。読後にあらためて己の生きざまを問いたい。2018/01/31

ボル

19
哲学に詳しい方は物足りないかも知れませんが、私みたいにすこしかじっている方には、かなり面白い内容と言えます。著者の村中和之氏は予備校講師で、ヨーロッパ中心の哲学者を扱っています。単に哲学者の紹介をするだけでなく、「なぜ嘘をついてはいけないのか?」「自分を肯定する」「因果関係とはなにか」など倫理テーマごとにまとまっている。とても解りやすい。その哲学者の思想を美化したのではなく、例えばカントの厳格主義の欠点などを踏まえて様々な哲学者の思想が明確になっている。自ずと理解力が深まるため何度も読み直してます。2019/11/26

りょうみや

9
予備校教師(博士課程まで行かれた方)による哲学の入門・概説書。ソクラテスからウィトゲンシュタイン、フーコーまで。各人のコンセプトを知り哲学が分かった気にしてくれる。構造主義が入っていなかったのは残念。ウィトゲンシュタインの言語哲学に興味が出てきた。2017/10/06

よしひろ

8
空虚なように見える、日常生活の実用性に微塵も影響しないと思われるような我々の人生への考え方にこんなにも深いものがあり、奥行きがあるのだと、価値ある生にせねばと考え改めさせられる本。2019/02/25

yoneyama

5
予備校教師による、ポイントを抑えた有名哲学者のまとめ。名前のみ有名でみんな昔の学生は読んだ「ふり」をしていた名著の、高校生でもわかるまとめ。中学3年娘とソクラテス、マルクスを音読して読んでみた。マルクスの引用部分は、たしかに切れあじの良い論理である。このように、一回読んだだけでは何を言っているのかわからない文章を、相撲をとるように、マワシを手探りしながら、体重移動を試しながら解読していく集中力、これは若者時代の読書のブレイクスルーだと思う。オッサンになった今、むしろこういう本が助かります。2019/12/19

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