経営計画策定・実行の教科書

内海 康文【著】

あさ出版（2017/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 231p／高さ 21cm
• 商品コード 9784860639389
• NDC分類 336.1
• Cコード C2034

出版社内容情報

ベンチャーからナショナルカンパニーまで、経営戦略の立案から次世代リーダー育成について、企業上層部指導に関わる著者の経営計画作成のノウハウを初公開。人材育成を意識した新しい視点での経営計画案を提唱する。

内容説明

経営計画で経営戦略を実行に落とし込む、「外向き（＝顧客）の戦略」と「内向き（＝従業員）の戦略」のＰＤＣＡを回す、４つのレバーで従業員のあるべき行動を引き出す。行動を変えて会社を変える！

目次

プロローグ　経営計画の概要と企業経営連鎖図
第１章　経営戦略の作成手順と重要ポイント
第２章　顧客に向かう“外向きの戦略”をつくる
第３章　個別事業の“外向きの戦略”策定ポイント
第４章　従業員に向かう“内向きの戦略”をつくる
第５章　行動革新メカニズムをつくる
第６章　ロードマップをつくる
第７章　収支予想をつくる
第８章　経営戦略から経営計画をつくる
第９章　ＰＤＣＡサポートシステムを設計する
第１０章　経営計画で会社を変える

著者等紹介

内海康文［ウツミヤスフミ］
経営コンサルタント。企業変革・新産業創造のプロ。株式会社ＨＲＣ代表取締役。大阪大学経済学部卒業。シカゴ大学ＭＢＡ（Ｂｅｔａ　Ｇａｍｍａ　Ｓｉｇｍａ）。日本鉱業（現ＪＸ金属）を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーで国内外のリーディングカンパニーに対する経営コンサルティング活動に従事。その後、チューリッヒ保険で戦略、組織、人事、広報などの管理部全般を統括する。同時に自ら事業戦略を策定しチューリッヒダイレクトを立ち上げる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[アルカリオン]

KindleUnlimited 序文から「あれ俺系ハッタリ屋」の雰囲気が漂う。全体をスキャン読みしたが目を引く記載はなし。Kindleで読んだが図表のサイズがでたらめに大きく、「絵本か！」と言いたくなった▼「色々な要素を考える必要がある」というときに「Y=aX1+bX2・・・・」のような方程式もどきを示された時点で、「こりゃ駄目だ」と思った。情報が整理されるわけでも具体化されるわけでもないものをハッタリとして示しているだけ。

2023/03/05

[摩周]

マッキンゼーや事業会社で、経営事業に携わっていた内海氏の著書。経営計画を、外向きの戦略と内向きの戦略とバランスよく作成するアプローチを描いている。人事、組織開発を戦略策定書にどう入れ込んでいくべきか？を考えている今の自分にとても効く内容。 二回読んで、全体のイメージはついた。今日から、ここで得た問題意識をもとに実践and再読で自分のものにしていきます。

[pacino]

社会が変革している今、企業とは何かを考える人は多いと思う。また投資をされている人は株主とは何かについて書かれてもいるので、オススメです。企業の中期経営計画を読む際、本書の知識があればより理解度が上がると思います。内海康文さんの本は今後も読みたい。

2020/05/16

[hayataka]

経営計画の構成要素がまとめられており参考になる。また、実体は企業ではなく、そこで働く人であることを強く述べており、経営戦略〜人材マネジメントの勘所まで一気通貫して書かれている点も良い。これも適宜読み返すことになりそうだ。

2017/08/19

[Yusuke]

☆☆☆☆

2017/08/06