内容説明
明日もまた会える保証なんてどこにもない。今、この瞬間、大切にしたい57のこと。
目次
1 親と、一緒にいられる時間はもうそんなに長くない(「生んでくれてありがとう」と、手紙を書く。;あなたの人間関係のベースは、親子関係にある。 ほか)
2 友と、一緒にいられる時間はもうそんなに長くない(「私たち、親友よね?」で、ゲームオーバー。;同窓会は、欠席。 ほか)
3 師と、一緒にいられる時間はもうそんなに長くない(思った瞬間、弟子。;評判は、すべて無視。 ほか)
4 嫌な人と、一緒にいられる時間はもうそんなに長くない(まず、自分が誰かにとって嫌な人ではないか省みる。;嫌な人は、100%あなたが引き寄せている。 ほか)
5 子と、一緒にいられる時間はもうそんなに長くない(ちゃんと、抱きしめてあげる。;ちゃんと、突き放してあげる。 ほか)
6 愛する人と、一緒にいられる時間はもうそんなに長くない(1秒あれば、キスしておきたい。;1分あれば、抱きしめておきたい。 ほか)
著者等紹介
千田琢哉[センダタクヤ]
文筆家。愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hisato
79
【図書館本】最初、小説かと思ってました。時間はあっという間に過ぎていくとみんな知ってるのに、今がずっと続くとどこかで誤解していることありますよね。各パートはそんなに長くなく、端的な書かれ方をしているのでかなりスラスラ読めてしまいます。たぶん、人生も意識しないとこの本を読む感覚であっという間に過ぎてしまうんだろうなぁ。2017/02/15
桜井葵
72
「4嫌な人と一緒いられる時間はもうそんなに長くない」➡ここがすごく学びになりました。「人が相手にとる行動はすべてこれまでに自分が受けてきた集大成を表現している」この事実に気付くと自分が人に冷たく当たってしまうと、その人は別の場所で誰かに冷たくしていまう。自分がその人に暖かく接していれば、その人は別の人に暖かく接することができる。まずは自分の行動を変えれば幸せな世界を作る一歩になりえるということ。「あなたがこれからの時代を生き抜くための必須能力は語学力ではない。挨拶できる力だ」嫌な人にほど先に挨拶をする。2019/03/06
ぷう蔵
43
刹那、時は止まることはない。瞬間瞬間、全てが断片となって過ぎ去っていく。どういうふうに我が身をその流れに委ねるのか。人生は人それぞれ、いろんな過ごし方をするだろう。この本を読むと、もっと自分本位に考えて進めば良い、もっと割り切ってシンプルに生きて行けば良いのかもしれないという気にさせられる。自分が思うほど他人は自分に注目してるわけでも、依存しているわけでもない。自分の存在ってそのくらいのものなのだ。成り行きに任せその流れを下っていく、ただし自分というものは忘れずに…。それでいいのかもしれない。2019/03/05
タルシル📖ヨムノスキー
24
親、友達、師匠、子供、嫌いな人、愛する人。それぞれとの関わり方について、実に平易な言葉で書かれた本。特に心に残ったのは「嫌いな人」の項目。うーん、嫌いな人に自分から挨拶をしたり、あえて丁寧に接するというのは、簡単そうでなかなか難しいと感じます。「師匠」の項目はそのまま読むといまいちピンとこないけれど、「子供から見た親」「生徒から見た先生」「部下から見た上司」と考えると途端にリアルに感じます。「愛する人」の項目はなんだかこれだけ抽象的というか詩的な印象を受けました。人間関係に躓いた時に再読したい一冊です。2022/09/01
スノーシェルター
24
タイトルにドキッとして借りてみたが、さらっと読めてしまった。本当にその通り。明日死んじゃうとしたら、、と考えればボサッとしてる時間なんてないんだな。2014/10/13