グローバル社会は持続可能か

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グローバル社会は持続可能か

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000287913
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C0333

出版社内容情報

かつての「途上国」が新興国として急速な経済成長をとげながら環境の悪化も招いている。「最貧国」と呼ばれる国では、環境の劣化と資源枯渇が進んでいる。さらに「国家」を越えた経済活動の中で新たな環境問題が引き起こされている。地球全体で考えるとき、環境問題の解決と持続可能な発展とを両立することは出来るのか。

内容説明

かつての「途上国」の一部は、新興国として急速な経済成長をとげながらも、環境の悪化も招いている。他方「最貧国」と呼ばれる国では、資源枯渇と環境の劣化が進んでいる。「先進国」は前世紀の公害問題を解決したかに見えつつも、姿形を変えた新たな問題に直面している。さらに企業の国際展開や人々の国際移動など、「国家」という単位ではとらえきれない動きが広がり、社会経済的なグローバル化が進行し続けている。このような状況において地球全体が直面する環境問題を解決し、持続可能に発展していくためには、何が必要なのか、具体的な政策課題は何なのか。分野横断的に論じる。

目次

序章 グローバル社会と持続可能な発展
第1章 持続可能な発展論(持続可能な発展の定義・解釈はなぜ多様になるのか;持続可能な発展論の実践的展開 ほか)
第2章 持続可能な発展を計測する指標(「持続可能な発展指標」をめぐる議論の展開;「持続可能な発展」概念と資本アプローチ ほか)
第3章 国際貿易・投資の自由化と環境保全(国際貿易・投資から環境へ;環境政策から国際貿易・投資へ ほか)
第4章 貧困と環境破壊(貧困と環境の多様な視点;農村における貧困と環境 ほか)
第5章 環境と女性/ジェンダーの主流化(環境問題と環境運動における女性;環境と女性/ジェンダーに関する理論的系譜と潮流 ほか)
第6章 エコツーリズムと環境保全(エコツーリズムとは何か;エコツーリズムから持続可能な観光へ ほか)
第7章 地球環境ガバナンスの理論と実際(「地球公共財」の提供問題;国際制度 ほか)
第8章 東アジアの経済発展と環境協力(東アジアの環境問題の経済・制度的要因;東アジアにおける国際環境協力の意義と変容 ほか)

著者等紹介

亀山康子[カメヤマヤスコ]
国立環境研究所社会環境システム研究センター持続可能社会システム研究室室長。専攻は国際関係論

森晶寿[モリアキヒサ]
京都大学大学院地球環境学堂准教授。専攻は地球益経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

37
序章によると、グローバル市民社会、NGOのグローバルネットワークに注目するという。南北間の公平関係、グローバル環境保全、フェア・トレード、国際労働問題、人権・女性問題など(4頁)。植田和弘先生によると、持続可能な発展(SD)は、持続可能性と発展という矛盾する概念の合成物という。政治的妥協の産物とも言える(13頁)。SDと人間開発(HD)は開発思想の見直しで重要な問題提起という(28頁)。発展概念そのものの再検討だからだ。これに立脚すると、ラトゥーシュの脱成長も考慮しなければならないと思う。2016/10/22

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