内容説明
主人公(あなた)は新米魔法剣士。ひょんなことから、ラックス(剣士)、クルト(神官)そしてモリー(妖精)とパーティーを組み、剣技や魔法を使って、とある依頼にこたえることに。魔法剣士としての実戦は、はじめてのあなた。仲間の信頼を得ることはできるのか。果たして立ちはだかる敵と戦い、依頼を解決し、無事に帰ってこられるのか。それとも―。ようこそ!心理テストアドベンチャーの世界へ!どうぞ、よい冒険旅行を―。
目次
Prologue 旅のはじまり
あなたが最後に入れたもの
ラックス達との出会い
はじめての依頼「宝石の奪還」
洞窟最深部の決戦
依頼達成!
著者等紹介
小林奨[コバヤシショウ]
東京生まれ。2010年に中央大学法学部卒業後、大手印刷会社に入社。大学では法律を専攻したものの、以前より心理学に興味があり、カウンセリングの理論体系及び臨床心理学について、より専門的に学ぶために2013年4月より都内の某心理系大学院に進学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
62
心理テストをしながら物語を進めていく。児童書と心理テストが合わさった新しいジャンルの本ですね。主人公の魔法剣士は旅をしていてある宿にたどり着きます。そこの亭主に気に入られたあなたはパーティーを組んで一緒に戦うことになります。仲間は剣士のラックス、神官のクルト、妖精のモリー。個性いっぱいのメンバーと触れ合いながら少しずつメンバーに慣れていきます。そして、洞窟に隠れている妖魔を退治しに行くのです。物語の合間にある心理テストに答えなるのがゲーム感覚なんですよね。ちょっと不思議な体験ができる本だと思います。2013/07/12
りょうこ
29
心理テストなんていつ以来だろう?昔やった事のある心理テストとは違う感じなので楽しめました。私は年上、純愛好きの束縛系か...。当たってるかもwwwファンタジー好きなので、世界観好きでした。なんならこのメンバーで小説なんかもあったら読みたいなぁ(笑)2013/06/21
reeree
10
ファンタジー世界での物語仕立ての心理テスト。 物語の途中に選択肢があって心理テストになってます。 心理テストって皆でわいわい言いながらやるってイメージだったのですが、この本は物語仕立てなので一人でゆっくり読む心理テストですね。 帯に「こんな心理テスト、見たことない!!」とあるように、心理テスト本としては珍しいタイプのようです。 主人公が女性キャラなので、女性向けの本として書かれたのかな。 やっぱ心理テスト本を買うのって女性が多いんでしょうか。 ストーリーは普通に王道の中世ファンタジー世界ってかんじで2013/06/21
t-snow
9
ファンタジー+心理テストという新感覚。読み手が主人公となり時々質問があるという形式で、分岐のないゲームブックを読んでいる感覚に近かったです。心理テストは基本的なものは意外と当たるなーという印象。ファンタジー色が強い質問ではファンタジー的な考え方をしてしまうためあまり当たらなかったですが、質問と回答をどのように結びつけているのかを楽しめました。2013/06/16
ゆこ
8
RPG風の心理テストということで、結構楽しく読み進めました。とあるパーティの一員になった女主人公、初めての冒険へ。そのなかで起こる出来事が心理テストになっていて、選択肢で自分の内面と向かい合う、というもの。普通に読み物として仲間に迎え入れられる主人公を祝福してしまいましたー。2013/05/27