内容説明
読書嫌いでも国語の点数はとれます!「音読」を押さえた正しい勉強法を行えば…国語がいちばん得意な科目になる。偏差値が確実に上がる。すべての教科の点数アップにつながる。今こそ正しい勉強法で、「本当の読解力」を手に入れましょう。
目次
第1章 誰もが持っている「5つの力」で国語力は必ず上がる!
第2章 国語が苦手な子の「国語力」がどんどん伸びる勉強法
第3章 どんな難しい文章でもスラスラ読み解ける!“説明文”7つのルール
第4章 登場人物の気持ちがおもしろいほどつかめる!“物語文”5つのルール
第5章 答えるツボを押さえて、さらに得点アップを目指そう!
特別問題 問題を解いて、力試しをしてみよう!
著者等紹介
齋藤達也[サイトウタツヤ]
1976年、横浜生まれ。聖光学院中学校・高等学校で中高6年間を過ごし、東京都立大学(現・首都大学東京)法学部法律学科に入学。大学卒業後は一般企業に勤めていたが、趣味でつくった中学受験体験談のHPの反響があまりに大きかったため、中学受験コンサルティングを始め、ついには本業に。これまで合格に導いた教え子は500人以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
25
印をつけて読む。説明文:同じ言葉が2回以上のキーワードに楕円囲み(89頁)。逆説の接続詞に逆三角形▽(93頁)。文末の断定表現は△(100頁)。昔、大学受験の古文でグリデンとかいうのがあったのを記号の付け方で想起したのは私だけであろうか? 具体例は二重『』(104頁~)。理由は□(112頁)。国語嫌いな人におススメしておきたい。物語文:登場人物は□(122頁~)。心情に傍線(126頁~)。会話文の上に人名を書く(130頁~)。心の声は二重『』(134頁~)。2015/07/23
河織吾郷
8
社会理科のような暗記メリットが高い科目は得意だが、国語や英語のような読み解きを苦手とする中高生や大学生、社会人にはぜひ一読してほしい。ところが、何故か本のタイトル名が悪い。正直、音読の方法や効果について知りたいのなら他の本を薦める。この書の本質は、中学受験国語を読み解くための方法論、いわば言語学の中学受験バージョンとしての入門にある。こう聞くとテクニック的と嫌がる人もいるかもしれない。だが、言語の原義は意思伝達手段であり、そこに情緒や詩的なものの加わりは、伝達の基礎なくしては存在できない。2015/02/07
のり
6
国語が苦手だと言う子どもの参考にならないかと借りました。国語の勉強をしたがらない要因は、文章を読むことへの嫌悪感。問題文も設問も音読。テストでは口パク。復習ではポイントと解説も音読。文章を読むときは「主語・述語」「接続詞」「指示語」の3つを意識。答えは考えるのではなく「探す」。見直しをする習慣をつける。具体的に例を挙げ、目印をつけながら読んでいく方法は効果的でした。私も国語は苦手だったので、早くこの本に出会いたかったです。低学年なのでまずは音読、答えは探す、見直しをするよう伝えていきたいと思います。2016/04/26
とも
5
主任に勧められて読んだ一冊。普段から音読させてるけど、効果があると書かれていて自信になりました( ´ ▽ ` )ただ、テスト中は設問を音読してはいけないと思ってるのですが、いいのでしょうか?あと、今は低学年を見てるから、問題の解き方はイマイチぴんと来なかったなぁ(^_^;)どの学年向けなんでしょうか。2014/07/21
taku
3
まずは、文章を最後まで読みきる力が大切。読んだ気になっている子が多いので、確実に読んだとさせるために、「音読」を使っている。 文章に慣れさせるため、一日ひとつの問題文を音読させることはきっと大きな力をつける。新聞記事等が効率的か。 国語の答えは探す、要約したりあらすじにまとめたりしながら読む、テストの復習の仕方(なぜ間違えたのか間違いの理由を明確に理解する)など、参考になる点があった。2021/11/07