内容説明
まず、あなたの会社の未来スケッチを描いてみてください。ベストセラー『現場力を鍛える』の著者が書いた旭山動物園奇跡の現場力。廃園の危機から入園者数12倍に!すべては14枚のスケッチから始まった。
目次
プロローグ 旭山動物園の「現場力」を支えるもの
第1章 すべては「一四枚のスケッチ」から始まった
第2章 本物の競争力はどこから生まれるか
第3章 ほかと同じものを作ってもしょうがない
第4章 元気で強い「現場」を作る三つの要因
第5章 「串団子」で個を活かす
第6章 顧客の「感動」が最大のマーケティング
第7章 大切なのはチャレンジャーであり続けること
エピローグ 「明るく、正直で、前向き」であることの強さ
著者等紹介
遠藤功[エンドウイサオ]
早稲田大学ビジネススクール教授。株式会社ローランド・ベルガー会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。早稲田大学ビジネススクールのMBA/MOTプログラムディレクターとしてビジネススクールの運営を統轄。また、欧州系最大の戦略コンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として、経営コンサルティングにも従事し、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Kentaro
5
「14枚のスケッチ」も、当時の状況を考えれば、実現できるはずのない夢物語でした。何しろ坂東さん(現園長)が「1万円の補修すら躊躇していた」という程、お金がまったくない状況です。当の本人たちでさえ、本気で実現できるとは考えていませんでした。あくまでも「こんなことができたらいいな」という空想の世界です。ただ、このときに夢を描いていなければ、後に「ぺんぎん館」や「ほっきょくぐま館」が誕生することはなかったはずです。環境が厳しい時だからこそ、思いを熱く語り「旗」を掲げる。それが旭山動物園再生の出発点だったのです。2018/11/06
Mutsuro Sasaki
4
先々週、3度目の読み直しをしました。読み返すたびに新しい気づきがあります。経営を考えさせる良書ですね。2012/04/13
バニラ
3
この本に書かれている大切なことは、全部どこかで聞いたような話ばかりだが、その再確認が出来たという意味で、読んでよかった。2021/11/22
☆ツイテル☆
3
フライヤー2021/06/30
まめよし
3
こうしたいっていうイメージは大事だよね。でも、スケッチにしにくいイメージって、どうすればいいんだろう。そんなこと書いてなかったけど、スケッチできるとこまでイメージを掘り下げていくってことかもね。信念で動く時、人は変化を恐れず前進していくことができるんだね。2015/07/05