出版社内容情報
温室効果ガス(GHG)排出量の算定、削減の取組みについて解説。GHGプロトコルを基礎にスコープ1~3各場面での算定方法を示す。カーボンフットプリント算定にも言及。
内容説明
本書では、国際的な潮流としてサステナビリティ関連財務開示が求められている中、温室効果ガス(GHG)排出量削減に取り組む第一歩として、自社の現在地を把握するためのGHG排出量の算定について解説しています。国際的な算定・報告基準であるGHGプロトコルを基礎に、スコープ1・2・3各場面での算定方法を示しています。また、カーボンフットプリント算定の基礎や開示実務上の留意点についても触れています。
目次
第1章 地球温暖化と気候変動
第2章 国際的な算定ルール(GHGプロトコル)
第3章 スコープ1の算定方法
第4章 スコープ2の算定方法
第5章 スコープ1、スコープ2排出量の削減に向けた取組み
第6章 スコープ3の算定方法
第7章 カーボンフットプリント算定の基礎
第8章 開示実務上の留意点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fuyuki Kawasaki
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企業のScope 1, 2, 3の算定方法に関する実践的なガイドブック。 大変参考になった。 もちろんこれを読んで万事解決とはいかないが、特に、scope3に関しては、外部ツールを使うにしても、コンサルと契約にするしても、この本を読むだけで議論の解像度が大幅に上がると思う。 企業のサステナビリティ担当や関係者はぜひ読むべき。 自分の前の勤め先が出した本なので、お勧めするのはフェアでない気もするが良い本なので、大変お勧め。2025/01/12
Masa Uchi
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分かりやすいマニュアル本2024/09/05