内容説明
本書で紹介する“言葉たち”は、著者が十八歳から二十二歳までに「葬儀」という仕事を通して学んだ法話や体験を、自分なりに人生に照らし合わせてつむぎ出したものです。
目次
信じること・許すこと
「理」を知る
躾
出し切る
与える心
お陰様
利他の心
毎日が奇蹟
心清らかに
石工士の話〔ほか〕
著者等紹介
冨安徳久[トミヤスノリヒサ]
株式会社ティア代表取締役社長。1960年愛知県生まれ。18歳の春、知人から紹介されたアルバイトをきっかけに葬儀業界に入る。大手葬儀社で葬儀の施行や会館マネジメントに携わるが、閉鎖的な業界の改革を目指して、97年7月、株式会社ティアを設立。翌98年、名古屋市中川区に1号店をオープン。現在、中部地区を中心に直営店22店、フランチャイズ6店を展開。独自の会員システム「ティアの会」会員数は、06年末の時点ですでに11万人を超えている。06年名証セントレックス上場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こじ
8
立ち往生している車があった時に タクシーに乗っていても、降りて、その車を助けに行く 普通の人ではできることではないが、冨安社長は困ってる人がいたら助けに行く そういう男であるということが理解できた。 人生生きる上での参考になった2025/01/21
リヴァ
0
天網恢々疎にしてもらさず。手を抜くなという教えはとても心に刺さった。2017/02/26
BluePlanet
0
2008年6月2日発行。「心は『田んぼ』のようなもの。三年も放置すれば、荒れ地になってしまう」。これはお釈迦様が残した言葉だそうです。心は清らかなる、お陰様なる、聖なる刺激を与えなければ、荒んでしまうという教えです。・・・人は人生に起こるすべてを受け入れることからしか、道は拓かれないと強く思います。それは辛いことかもしれません。しかしその辛さを堪える心をつくり、その心から新たなる一歩を踏み出すしかありません。そうすることでしか、明日は見えてこないのです。この本には、心を磨く45の気づきが示されています。2012/02/12
アルカリオン
0
葬儀会社/互助会の社長の本。親がそこの互助会に入ったときに貰ったらしく、いい本だからとやたらと勧めてきた▼変なことは書いてないんだけど…。「評価」ではなくあくまでも「感想」として述べると、内容が借り物で薄っぺらい。先人の言葉等を引用すること自体は勿論、何の問題もないのだが、有機的につながっておらず、深められていない感じがする▼この点で対照的な書として心に浮かんだのが、高神覚昇『般若心経講義』。般若心経と古今東西の哲学者等の言を有機的につないでいて、博覧強記ぶりに感服した。2018/09/08
みやもと
0
中盤から後半、深いです。 自分が苦しい時こそ読んでほしい本です。人生こんなはずじゃなかった、あの時こうすれば良かった、と後悔する事に関して、どうあるべきか、受け入れるのか、後悔するのか、どう噛み砕くか、助けになると思います。2018/03/09