内容説明
今や世界中にその名を広めた「トヨタ生産方式」。この生産システムを体系化したのが、トヨタ自動車の元副社長、大野耐一氏だった。「カイゼンの鬼」ともいわれた大野氏のもとで学んだ著者が、トヨタの仕事術の真髄を明らかにする。
目次
第1訓 君はコストだ。まずムダを削れ。それなくして能力は展開できない。
第2訓 始めたらねばれ。できるまでやめるな。中途半端はクセになる。
第3訓 困れ。困らせろ。安易を好む人と決定的な能力格差がつく。
第4訓 ライバルは君より優秀だ。すなわち君は「今」始めることでのみ勝てる。
第5訓 仕事に痕跡を刻め。十割命じられても十一割めを自前の知恵でやれ。
第6訓 平伏させず心服させろ。そのためにはだれより長い目で人を見ることだ。
第7訓 「できる」とまず言え。そこに方法が見つかる。
第8訓 失敗を力にしろ。真の自信も運もリカバリーから生まれる。
第9訓 労働強化を避けよ。人間「ラクになるには」に一番頭が働く。
第10訓 お客の叱声は成功の呼び声だ。逃すな。いじけるな。考え抜け。
著者等紹介
若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年生まれ。宮崎県出身。トヨタ自動車工業に入社後、大野耐一氏のもとで「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は、農業機械メーカー、住宅メーカーなどでも同方式の導入、指導にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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