内容説明
「個人情報保護法」が施行された今、個人情報の管理がずさんな会社、個人情報の保護対策が不十分な会社、社内の個人情報の実態を把握していない会社、こんな会社は、生き残れません。この本を読めば人材も予算もない小さな会社が、最低限やっておくべき対策がバッチリわかります。
目次
第1章 これを知らないとキケンです!―「個人情報保護法」スピード入門(なぜ今、「個人情報保護」なのか;あなたの会社も違法企業になり得る;個人情報保護法はどんな会社に適用されるのか;「個人情報」再点検!;個人情報にはどのような種類があるか)
第2章 これを怠るとキケンです!―会社が守らなければならないルール&義務(個人情報保護法で課せられる三段階の義務;「個人情報を取得する場面」でしなければならないこと;「個人情報を利用する場面」でしなければならないこと;「個人情報の取り扱いを委託する場面」でしなければならないこと;「本人からの請求に応じる場面」でしなければならないこと;保護法が定める罰則規定)
第3章 キケンをこれで回避しましょう―個人情報を流出させない組織づくり(個人情報保護対策の流れ;個人情報を洗い出す ほか)
第4章 もっとよくわかる!個人情報保護Q&A
巻末資料 すぐに使える書式例&資料
著者等紹介
谷原誠[タニハラマコト]
明治大学(法学部)平成3年卒業。平成6年4月弁護士登録(東京弁護士会)。現在みらい総合法律事務所パートナー弁護士。取り扱い分野は、企業法務・交通事故・不動産・倒産など。企業法務は顧問契約を締結しての依頼になるが、個人情報保護法の相談はスポットでも受け付けている
横張清威[ヨコハリキヨタケ]
明治大学(法学部)平成12年卒業。平成13年に司法試験に合格。平成15年10月弁護士登録(東京弁護士会)。現在みらい総合法律事務所にて弁護士業を営む。取り扱い分野は、民事全般(インターネット取引・商取引・不動産取引・借地・借家・医療過誤・破産・相続・名誉毀損・交通事故など)のみならず、刑事事件も精力的に手がける。依頼者の側に立った弁護活動には定評があり、若手特有の機動力・柔軟性を武器に多数の難事件に取り組んでいる
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