内容説明
将来、やってくるのはデフレか?インフレか?第二期ブッシュ政権の新政策の正体とは?中国経済はソフト・ランディングできるのか?日本経済は本当に回復基調にあるのか?今、日本と世界経済が抱えている問題点がすっきりわかる!―経済とマネーの動きを読みとく7つの論点。
目次
プロローグ インフレ率、失業率ともに悪化するスタグフレーション時代へ突入か
1 高騰する石油価格問題―最悪のシナリオは第三次石油危機勃発
2 世界的な住宅バブル問題―米国の住宅バブル崩壊が引き金となり、世界同時デフレに
3 中国経済の加熱問題―過熱する中国経済のソフト・ランディングは可能か?
4 米国の未曽有の経常収支赤字とドル暴落の危機―未曽有の経常収支赤字を更新する米国。ドル暴落で世界同時不況へ
5 FRBグリーンスパン議長の金融政策失敗のリスク―バブル生成・崩壊を繰り返す、グリーンスパン議長の功罪
6 ブッシュ第二期政権下の新経済政策とその影響―安易で危険な「財政革命」と単独主義の道へ突き進むブッシュ
7 日本の長期デフレと経済政策の信頼性問題―信頼性を欠く日本政府の政策。再びグレート・リセッション(大景気後退)へ
著者等紹介
中丸友一郎[ナカマルトモイチロウ]
1956年福島県生まれ。1978年、一橋大学経済学部卒業後、日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。同行海外投資研究所やアジア向け融資部等で活躍する。米国イエール大学院(経済学部)への派遣留学を経て、1987年、世界銀行(米国ワシントンDC)にヤング・プロフェッショナルとして入行する。トルコ、パキスタンエコノミスト他、マクロ経済、産業、貿易、金融関連プロジェクト等幅広く担当する。1996年、米国リーマン・ブラザーズ証券日本担当次席エコノミスト。1997年、米国JPモルガン銀行アセットマネジメントの日本担当主席エコノミストとなり、同時に世界資産配分モデルを動かす世界マクロチームの一員となる。2000年、(株)マクロ・インベストメント・リサーチを設立。現在は、日本と世界の経済・金融および証券投資に関するコンサルタントとして活躍している。最終学歴は、米国ジョージ・ワシントン大学院経済学部博士課程修了
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