内容説明
土管や甕の生産で全国的にも知られた六古窯の一、常滑。知多の風土に育まれた遅咲きの名器たち。百花繚乱、急須の最前線!!
目次
1の章 立ち現れたオレンジ一色の空間
2の章 蔵骨器を水指に見立てた利休の「目」
3の章 他人の弟子にはならないという選択肢
4の章 “加飾の達人”の波乱に富んだ人生行路
5の章 「稀覯の書」が陶芸界に与えたインパクト
6の章 土の命と引き換えに宿る急須の魂
7の章 陶像製作に蝟集した陶器学校の卒業生たち
8の章 人間国宝、三代常山の潔い“最期”
9の章 百メートル窯の完成と戦時下の量産体制
10の章 宙に浮いた鋳込み工場を預かった理由
11の章 現場の職人ならわかる土の“生と死”
終の章 プラプラ人間がつくる新しい喫茶空間
著者等紹介
飯田辰彦[イイダタツヒコ]
1950(昭和25)年静岡県生まれ。慶応大学文学部卒。ノンフィクション作家。国内・外の風土に根ざしたテーマで、数々の作品を世に送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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