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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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めちゃくちゃ深い、し泣けた。神話や日本人の素朴な願いと祈りの原初の姿がどういうものか腑に落ちた。神楽とは、荒ぶる悪しきものをなだめる「御魂鎮め」、冬至より日神の復活と、「みたまのふゆ」からの「たま振り」という魂の再生と生まれ変わり、山の神を招き田の神として迎えての五穀豊穣の願いであったのだった。神楽歌は気高く清らかでとても気持ちがよい。高千穂で買って来たきりになってたけど、読めて本当に良かった。天岩戸開きが神楽の起こりなのも納得。凄かった。能が神楽のやわらいだものとはなぁ。白と赤と青(緑)は大切な色。2018/01/09