内容説明
シンプルでスリリングな解法が楽しめるさすが!の名問に挑戦!錆びついた“数学脳”が甦る!受験生のときよりなぜかうまく解ける“大人の数学”入門。
目次
1章 中学生レベルでも解ける問題
2章 高校で習う初歩的知識で解ける問題
3章 分析力を鍛える確率の問題
4章 発想力を求めるグラフと図形の問題
5章 論証力を問う整数問題
6章 試行錯誤と予測を楽しむ微積分の問題
著者等紹介
京極一樹[キョウゴクカズキ]
1955年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。サラリーマンを経た後、理工書の著作を長年にわたって行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
87
林周二先生の書かれた本(「知恵を磨く方法」)で紹介されていた(数学的思考のトレーニングということで)ので手に取ってみました。過去の東京大学の数学の入試問題を取り上げてかなり面白く説明されています。「中学生レベルでも解ける問題」「高校で習う初歩的知識で解ける問題」と分野別(確率、グラフと図形、整数、微積分)に問題を解説されています。やはり後半はかなり手ごたえがあって再度きちんと学習しないとわからないものばかりでした。2023/10/08
初時雨
3
基本的な公式を忘れてしまった今となっては解くのは厳しいけど、頭の体操としてはとても楽しい本でした。2016/02/13
MrO
2
数学的思考というのが何を指すのかよくわからないが、数学のテクニックを学べることは確かだ。ところどころに、復習みたいなコーナーがあるが、これだけの説明でわかる人は、初めからわかってる人だろう。何カ所か細かい間違いがあるが、適度な問題が選ばれている。しかし、日本史や世界史に比べると、やはり敷居は高いと言わざるを得ないだろう。2013/10/26