内容説明
取引先の営業企画部長から「うちの息子が、働かなくて」と相談を受けた公認会計士の知也。相手は知也が「かつてフリーターだった」と知ってアドバイスを求めてきたらしい。「いいですよ、お話ししましょう」…自身が体験した「フリーター脱出計画」をもとに執筆された感動のノンフィクション!
目次
その1 昨日の“決意”(フリーターでもいいと思っていた;就職したものの毎日がアウェーな日々;こじ開けられた“年齢”という禁断の箱 ほか)
その2 今日の“成長と敗北”(受講生の若さと驚くべき講義のスピード;無駄な緊張を解きほぐせるか;「挑戦するだけ」でいいのか ほか)
その3 明日への“渾身”(目の前に立ちはだかる壁;無限の悪循環ループ;予想外の展開 ほか)
著者等紹介
柴田拓也[シバタタクヤ]
1970年生まれ。愛知県出身。現在、大手監査法人に勤務。公認会計士、システム監査技術者、公認情報システム監査人として活躍中。帝京大学卒業後、オートバイ整備士を経て、数年間のフリーター生活を送るという経験をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひとまろ
5
フリーターが簿記3級から2級、公認会計士を受験するまでに・・・。 どうしようもないダメ人間がラストには 考え方やステータスまで上昇している。 登場人物の名前は違うけどまんま著者の実体験である。 ほぼ勉強方法に関することが大半だけど 今の自分にぴったりの内容であった。 超難関試験を2回目の受験で合格したのはほんとすごい! 資格に挑戦している人にはモチベーションアップに。。。2014/01/29
しゅんぺい(笑)
4
三浪して大学に入った著者が、三〇歳の時に一念発起して公認会計士の資格を取るまでの物語。 偶然j読んだのだけど、めちゃくちゃ引き込まれて読めた。こういう「がんばってやり遂げた」話は好き。自分もがんばりたくなる。 やっぱり自分に今できることを一歩でも踏み出してやってみることが大切やな、と。 試験に受かったことを母親に伝えるシーンで、泣きそうになってしまった。 いつだってひとは成長できる、明日から変われる、そんなメッセージを静かに伝えてくれる本。2013/11/25
ぢゅー
1
なんだか物足りない毎日だなと思ってる自分には刺さった本。勇気出してチャレンジしてみようと思った。思い切り打ち込める何かを探して行動したい。2024/05/01
ジルチ
1
「自分という道具」 人間を道具と言うのなら、どんな人ももれなく使い道・使い処があるんじゃないかって思えた。だとすると、俺が大嫌いな言葉「(人に対する)使えねぇな」も自分の使い方を知らない、もしくは発言者が対象者を持て余してるに過ぎないに変換され緩和されるのではないか。そもそも道具ってなんだろね2021/01/18
bonobono14
0
自己啓発書。勉強の話を主に。できる人の習慣(常に物事を考えている)が勉強になった。2017/05/03