内容説明
勝機は中国にあり。54兆円巨額投資。GDP世界第2位。自動車、鉄鋼から保険業、小売、外食まで…日本企業はこのビッグチャンスをつかめるか。
目次
第1部 ビッグバンの衝撃(1)爆発する消費市場―なぜユニクロは中国で1000店もの店舗網をつくるのか(自動車マーケット―日本車は世界最大のマーケットで勝ち残ることはできるのか;外食マーケット―成長率20%を誇る、20兆円市場の国盗り合戦;小売りマーケット―世界の小売業の10%は中国の売上げ。中間所得層の増大で世界一の市場へ ほか)
第2部 ビッグバンの衝撃(1)過熱するインフラ争奪戦―なぜ中国は日本全土と匹敵する高速道路網を毎年つくり続けるのか(鉄道セクター―わずか三年で28兆円を注ぎ込む中国の大鉄道網敷設計画;高速道路セクター―世界の企業が注目する“超巨大高速道路網”建設の一大チャンス;港湾セクター―なぜ港湾行政を大転換すれば日本経済の活性化が促進されるのか ほか)
将来予測篇 巨大中国はどこへ向かうか!?―世界を揺るがす人民元の国際化と金融・経済政策の行方(人民元の「国際化」と世界最大の「金融大国」をめざす中国のグローバル戦略;年率8%の経済成長を続け中国のGDPは世界トップになる!)
著者等紹介
葉千栄[ヨウセンエイ]
東海大学教授、ジャーナリスト。1957年上海生まれ。1985年来日し、早稲田大学大学院政治研究科修士課程を修了。現在、東海大学で中国を中心とした「東アジアの政治・経済」に関し教鞭をとるかたわら、国際政治・国際経済を鋭く分析するジャーナリストとして、執筆・講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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