内容説明
ヒットを生む!差別化を図る!付加価値をつける!なぜデザインがよくないと会社は成長しないのか!?「デザイン力」で市場を席巻する『強い会社』事例満載。
目次
第1章 経営戦略とデザイン
第2章 企業体質とデザイン
第3章 時代とデザイン
第4章 デザインを理解する
第5章 自社のデザインを強くする
第6章 未来を提案するデザイン
第7章 コンセプトとデザイン
著者等紹介
大口二郎[オオクチジロウ]
デザイン事務所コボ。プロダクトデザイナー兼企画部チーフ。慶応義塾大学・経済学部経営学科卒。本田技研工業(株)国内営業部を経て、現在、国内最大級の工業デザイン事務所(株)コボにてプロダクトデザイナー/企画部チーフ兼務。大小様々な企業との500以上のデザインプロジェクトを経験し、デサイン主導で会社を成長させる方法を研究している。デザインした商品で、グッドデザイン賞を5回受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミッキー・ダック
20
経営者・管理職のためのデザイン戦略入門書。経営者がデザインに関わる上で疑問に感じるであろうことを35のQ&A、i-phone/Wii/Cube/Prius等の商品事例、8企業の戦略事例で説明している。分かりやすいデザイン論にもなっているので、企画者や設計者の新人教育に役立ちそうだ。書名は露骨だが、デザインは売上に繋がるという事。”デザインとは外見ではなく中身の表現”であり、商品コンセプトや企業価値を形にしたものであるという主張は頷ける。ただ商品企画を重視する分、デザイナーにはやや物足りない内容。 2016/03/25
penta_cvs
2
正論を述べていることが多いが、洞察が浅く、著者が挙げた模範解答は微妙なものが多いように思う2015/01/01
chikakiyo
2
◎なかなか面白かった!自分もデザイナーの端くれとして、より良いものにしていくためのヒントがちりばめられているという印象。いいなと思ったのは、各セクション毎に自分だったらどうかというような問題がついていること。実際に頭を動かすというのは、単調に読み続けるよりも、しっかりとインプットしていける印象がある。2013/10/05
Shuhei Amaya
2
事例紹介は面白かった。他にも勉強になったところはある。しかし、多くの部分が浅い洞察にとどまっていたのが残念。幼稚な本に思えてしまう。テーマは良いのに残念。2013/05/21
カエル子
2
UX(ユーザーエクスペリエンス)という流行り言葉を知ってか知らずか、それには触れずにその重要性を説いていて、終始くすぐったい。でも事例ベースの話なので比較的読みやすく、デザイン=見た目オンリーと思っているような経営者や管理職には良い本と映るでしょう。しかし、iphoneとかipodとかって平気で書いているところに疑問が残る。商品名をきちんと書かないって、デザイナーとしてどうなんでしょう?2013/05/06




