内容説明
事業承継対策としてM&Aはきわめて有効な手段。にもかかわらず多くの経営者は“疑問”や“不安”を抱えている。本書はM&Aの手順に沿った構成となっているため、読み進むうちに疑問や不安は解消し、それとともに幸せな事業承継を実現するための知識・ノウハウが身につく。
目次
後継者難に悩む中小企業と解決の方法(たとえ黒字会社でも廃業せざるを得ない!?;中小企業の事業承継にはどんな方法があるのか? ほか)
1 事業承継の手段としてM&Aを考える(たとえ後継者が不在でも会社は存続できる;中小企業のM&Aでは人の感情に配慮する ほか)
2 より高く、スムーズに売るためのM&A実践法(より高く売るためにしておきたいこと;どんな相手に売るかを決める ほか)
3 会社の業績、関係別のM&A手法(業績不振企業をうまく売る方法;業績好調企業をうまく売る方法 ほか)
中小企業の事業承継でもファンドが活用できる(事業承継ファンドとは何か?;そもそもファンドにはどんな種類があるのか? ほか)
著者等紹介
木俣貴光[キマタタカミツ]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社チーフコンサルタント。千葉県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、出光興産に入社。販売店の経営指導や本社経理部にて管理会計などを担当。その後、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(現IBMビジネスコンサルティングサービス)にて大手企業のグループ組織再編や経営統合に関するコンサルティングに従事。2003年7月より現職。専門は、M&A、グループ組織再編、経営戦略、コーポレートファイナンス。中小企業診断士。米国公認会計士試験合格。名古屋市立大学大学院経済学研究科修了(経済学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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