M&Aそこが知りたい!―プロが教えるうまい売り方賢い買い方

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860590444
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C0034

出版社内容情報

◎著者コメント
 M&Aがスムーズにいくことは稀です。関心を示す相手が見つからない、価格がなかなか折り合わない、一部の株主から反対される、主要な取引先から“待った”がかかる等々、M&Aの交渉は障害物だらけです。経済合理性だけでは割り切れない難しさが、中堅・中小企業のM&Aにはあります。だから1年近くもの時間がかかるのです。それでも、苦しみ抜いた末のM&A成約は感慨もひとしお。肩の荷が下りた売り手経営者の清々しい表情を見ると、本当にこの仕事をしていてよかったと感じます。ある売り手経営者から成約後、「肩の力が抜けたおかげで、先週のゴルフコンペで初優勝できました」と喜びの報告を受けた時は、思わず2人で大笑いしてしまいました。
 本書は、M&Aアドバイザーとして、経営者とともに悩みと喜び(時には悲しみ)を分かち合いながら奮闘してきた著者のノウハウや考え方を惜しみなく公開しています。M&Aに悩む経営者の方々のお役に立つことを第一に考えた、現場発の実践の書です。

内容説明

「M&Aについての一通りの知識はある、必要なこともわかった。でも実際にやるとなると、何から手をつけていいのかわからない…」そんな経営者、経営幹部は多いもの。そこで「売り手」と「買い手」それぞれの立場から抱く疑問や不安に対し、現場経験豊富なプロが懇切丁寧に応えます。実務の流れに沿って解説しているので、読み進むうちに実践のノウハウと勘どころが身につきます。

目次

1 中堅・中小企業を取り巻くM&Aの現状(いまなぜ中堅・中小企業でM&Aがブームなのか;「買いたい会社」と「売りたい会社」―どちらが多い?;M&Aはどんなやり方(手法)で実施されるのか ほか)
2 「イザ実践!」で戸惑う疑問の解決策(決断する前に知っておきたいこと;仲介機関を選ぶ際に知っておきたいこと;最適な相手を探す方法 ほか)
3 一歩進んだM&Aの活用術(“現代版のれん分け”MBOを実施するには?;会社の成長をM&Aで意図する際のポイントは?;買収した会社の幹部・社員の協力を得るには ほか)

著者等紹介

木俣貴光[キマタタカミツ]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社シニアコンサルタント。千葉県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、出光興産に入社。販売店の経営指導や本社経理部にて管理会計などを担当。その後、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(現IBMビジネスコンサルティングサービス)にて大手企業のグループ組織再編や経営統合に関するコンサルティングに従事。2003年7月より現職。専門は、M&A、グループ組織再編、経営戦略、企業変革。中小企業診断士。米国公認会計士試験合格(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハザマー

2
後継者難が増える中小企業において、どんな流れ で会社を売るのか、注意点など実務の即して説明 している分かり易い内容。2014/06/17

たかくら

0
中小企業の後継者問題やM&Aのプロセスについて詳しく書かれています。 タイトルにある通り、上手な売り方、失敗しない買い方に重点を置いた実務書です。 特に税務や法務などの詳しい記載はありませんし、実例も特にありません。 税務や法務は他の書籍でも詳しいものが出ているので、もう少し中小企業M&Aの実例を記載して欲しかったです。 が、中小企業のM&A情報となると、きっとなかなか手に入らないんでしょうね…。 M&Aについて初めの1冊にいいと思います。 2012/04/30

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