内容説明
「ねこってものは、みずがきらいだからな」。おとうさんはいいました。でも、ヘンリーはへっちゃら。イルカやクジラをみたいなあ。ヘンリーは、とうとうヨットにとびのってしまいました。
著者等紹介
カルホーン,メリー[カルホーン,メリー][Calhoun,Mary]
1957年に最初の絵本を出版して以来、「ねこのヘンリーシリーズ」をはじめとして、50冊をこえる作品を発表。現在夫とともに、コロラド州在住
イングラハム,エリック[イングラハム,エリック][Ingraham,Erick]
手がける絵本どれもが高い評価を得る。『スキーをはいたねこのヘンリー』ではボストングローブ・ホーンブック賞受賞。ニューハンプシャー州在住
猪熊葉子[イノクマヨウコ]
児童文学者・翻訳家。聖心女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
92
今作もヘンリーが大活躍です。 ヘンリーの表情や動きが臨場感豊かに描かれていて、ヘンリーが考えていることがよく伝わってきます。なんてヘンリーは賢いんでしょう。 実は、『スキーをはいたねこのヘンリー』では、"おとうさん"があまり猫が好きではなく、ヘンリーも避けているふしがあって、家族なのにそれはちょっと辛いよね、と思っていたのです。でも、そんなことはなかったです。ヘンリーが一生懸命におとうさんを救うのです。おとうさんもヘンリーが好きなのが感じとれて、嬉しく思いました。2021/10/21
たまきら
37
あっ、ヘンリーに船もあるんだ!と読み友さんの感想から気づき、早速借りてきました。「こんな賢い猫イルカなあ~」と娘が突っ込み入れるも、楽しく読みました。実際シャムはニャアニャアよく鳴くしね。2021/11/05
たーちゃん
31
猫のヘンリー大活躍。息子は「首をぐっとこっちに向けたからお父さん見つけられたんだよね」と言っていました。2022/08/05
イケメンつんちゃ
27
シジマール状態 おじいちゃんは「しばかりに」 おばあちゃんは「しばかれに」 言ったとか言わなかったとか 前にも話したかと思うけど 棚の前で平然と立ち尽くし 見えない取れない ゴールキーパーのような意地悪防護 たぶん分かってやっているとしか レビューさんのオススメ 美しい表紙絵に魅了され 読みたい本に登録 図書館アプリには在庫の文字が また 精進されているレビューさんの後押しで 出向いたら あなたは棚に鎮座されてました 絵は 奥さんの描写は恐ろしい程怖い ねこのヘンリーはヒーローに 大口屋 御勅題 「夢詣」2025/01/11
pocco@灯れ松明の火
17
ねこのヘンリーの夏。密航したヘンリーが大活躍。メガネに映る自慢げなヘンリーと驚く父の絵が象徴的。父は猫に「おまえ、どうやってのりこんだ!海におちておぼれちまうぞ」>>気持ちいい海風に吹かれるヘンリーと一緒に海の冒険に出よう。ワクワク、ドキドキの夏。2011/11/17