内容説明
ねこのヘンリーはやまのいえにおいてきぼりにされてしまいました。ヘンリーはゆきのなかスキーをはいてたったひとりでかえるけっしんをします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
104
読友さんのレビューに魅かれて手に取りました。後足で立って歩き、踊ることができる猫のヘンリー。これじゃまるで猫又だよ、と思いながら読み進めていくと、これがハラハラドキドキの大冒険物語。それにヘンリーの賢さといったら.....食料にとネズミを包んで自分の尻尾に結びつけるなんて微笑ましくもヘンリーの賢さがよく表現されいて心に残りました。猫又もまっ青です。ヘンリーの仕草や動きを表した絵からも文章からも、ヘンリーの気持ちがひしひしと伝わってきます。暮れた雪山の寂しさも臨場感よく表現され、物語に入り込んじゃいます。2021/10/21
たまきら
38
とてもかしこい猫の大冒険です。シャムネコってすごくおしゃべりする子が多いと聞きます。伯母が飼っていたシャムネコがとにかくよく話す子で、いつもウギャウギャ何か言ってました。作者さんももしかしたらそんな子を飼っていたのかもしれないなあ…と読んでいておかしかったです。とはいえ温かい国の子だからこんな冒険は大変だったろうな!2020/12/07
どあら
28
図書館で読了。絵もキレイでページもめくりやすいけど、少し長めのお話なので読み聞かせ中にあきてしまうかも…。(12分13秒、3年生以上)2021/11/26
花林糖
25
(図書館本)ヘンリー賢くて可愛い!エリック イングラハムの描くヘンリーが可愛すぎます。(中古入手)2016/01/27
Cinejazz
19
シャム猫のヘンリ-は、二本足で歩くのが得意です。ある冬にヘンリーは、家族のみんなと山小屋へ出かけ、クロスカントリースキーをやりに行きました。「ヘンリ-、お前もスキ-をやってみろよ」と男の子が言い、小さなスキ-に皮ひもを付け、松の枝をストックにして、滑らせようとしましたが、 ヘンリ-は嫌がって、雪の中に倒れこんでしまいました。「まあね、お前にはスキ-は無理だとは思ってたけどさ」…。 帰りの日のこと、ヘンリ-は間違って置いてきぼりに。 そこでヘン リーは雪の中、スキーを履いて帰る決心をするのでした…。2025/02/04