メディアとしてのロックン・ロール 渋谷陽一評論集 1997-2025

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メディアとしてのロックン・ロール 渋谷陽一評論集 1997-2025

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  • サイズ 46判/ページ数 512p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860521424
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

1972年、20歳で洋楽誌「rockin'on」を創刊した渋谷陽一。以降も、邦楽誌「ROCKIN' ON JAPAN」「bridge」、カルチャー誌「CUT」「H」、総合誌「SIGHT」、美術誌「SIGHT ART」などの雑誌を次々と創刊し、洋楽ロックを中心に多様な分野において鋭い評論を展開。また文筆業の他にも、NHK FM「若いこだま」「ヤングジョッキー」「サウンドストリート」「ワールドロックナウ」等でのラジオDJ活動や、日本最大の音楽フェスティバル「ROCK IN JAPAN FETIVAL」「COUNTDOWN JAPAN」「JAPAN JAM」の立ち上げ・プロデュースなど多岐に渡る活動で日本の音楽業界に影響を与えてきました。

本誌では、様々な活動の中でも渋谷の根幹であり続けた「評論」にフォーカスを当て、洋楽誌「rockin’on」創刊の1972年から2025年に生涯を閉じるまでの53年の評論家人生の中から厳選した全280本の原稿を掲載。音楽、映画、政治、美術評論、さらにはロック・フェス主催者としてのメッセージまで、上下巻・1000ページに渡るそのテキストからは、独自の視点で時代を見続けてきた渋谷陽一の思想が溢れんばかりに伝わるはずです。

また本書のあとがきには、渋谷とともにロック黎明期を駆け抜けてきた音楽評論家・大貫憲章氏と伊藤政則氏の対談を前後編にわたって掲載。評論原稿の中には現れてこない渋谷陽一の人柄や、「あの頃」の時代の空気を感じられる内容となっています。

帯には渋谷と親交の深かったサザンオールスターズ・桑田佳祐氏からのコメントを掲載。日本の音楽評論の礎を築き、最期まで現役であり続けた渋谷陽一の、上下巻、1000ページに渡る入魂のテキストをぜひお楽しみください。


【目次】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

15
昔のロッキングオン読み直してるのですが、ディスクレビューとかインタビューが面白いので、そのあたりまとめてくれないかな。インタビュアーとしても優秀というかジミーペイジにあんまりうざったいので、またお前かと言われたという話が好きです。極東スポークスマンになんてこというんだと怒ってたとかいうのは作り話なのかな。喧嘩してるのとか貶してるやつの方が面白いと思う私も性格悪いと思った。2026/08/08

_apojun_

5
1997年になると、すっかり渋谷陽一からも巣立っており、この本に収められている原稿は初めて読むもののはず。 CUTくらいまではなんとなく知っていたけどSIGHTなる雑誌があることは、この本で初めて知った。 このころになると音楽だけじゃなくて芸術や政治的なことも語るようになっていたんだな。 ラジオから聞こえる声は優しかったけど、きっと最後まで何かに怒っていたんだな、と思った。その怒りは我々にとって、大切なものであるにちがいない。2026/07/24

かんたろー

3
上巻を購入して下巻があることを知り横浜関内駅前の有隣堂で購入。中高生当時は洋楽を聴いてる優越感から中二病を患っていた私にとって渋谷の分りにくい評論も貴重な情報源だった。当時から簡単なことを分りにくく文章にする頭の悪い評論家だったけれど、後年評論対象を政治や文化にまで広げて、反体制の全共闘世代丸出しの施設は鼻白ものだった。反自民、反原発、護憲、非武装に言及するなどまるで社民党、福島瑞穂の代弁者化と思える無知蒙昧ぶりだった。個々に反論するにはスペースもないから控えるし故人の意見だから止めるが、この人ダメな人。2026/08/23

KUMAGAI NAOCO

2
ロック評論家でrockin’on創設者の渋谷陽一さんの1997年以降の評論集。なぜ後半から読んだのかというと、私自身が洋楽ロックを聞き始めてrockin'onを読み始めた頃と重なるから。ネット環境やSNSが主流でないアナログの時代からの情報収集の中で渋谷さんの論説は面白かったし、今読んでもコタツライターが過去の記事を繰り返したりAIに書かせたりするのとは違う、筋が通ってて感動する。自分が実際見に行ったライブの評価も懐かしいが、最後の方の政府への意見は今の政権に対しても強く訴えたい。2026/06/13

レコスケ

0
渋谷陽一後半生の評論集。この頃になると音楽雑誌以外の出版物も出しはじめている。なかでも政治問題も扱う雑誌『SIGHT』での文章が興味深い。自民党が機能するのは、冷戦構造下で、経済が右肩上がりの状況で、現在のような世界が多極化し、人口減で経済が縮小する状況の中、新しいヴィジョン、世界観、経済対策を打ち出す能力はない。「自民党には実体しかない」、「政党としての主義主張がなく、ただ実体しか存在していない」からだ。15年以上前の指摘だが、現在のバラマキ、積極財政などの自民党政策を見る限り、現在も変わっていない。2026/07/15

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