感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
32
序章の集団的自衛権を読むと、次の疑問が浮上する。自衛隊員がアメリカのために亡くなったら、補償はどうするか? 隊員が減っているのを懸念しているが(023頁)、専守防衛ではないため、思いやり予算のいくらかでも取り戻すことはできないのか? 14年12月の選挙は投票率5割で、有効投票で半数。自民党は25%(038頁)。私の実感では1割ぐらいしか安倍晋三自身を支持していないと思うが、世論調査の支持率4割とかなり乖離してはいないか? 2016/02/29
メルセ・ひすい
10
…世界的に貧しい地域では、人や環境が使い捨てられていく。非常に冷酷に、経済法則で使い捨てていく。それがまた逆に、ナショナリズム、排外主義の温床になっていく。グローバリズムの敗者がナショナリズムで反撃するという流れです。経済法則まそれ自体には血も涙もなにいということを知るべきです。それを人間が経済以外の立場からコントロールしなければならない。。2017/03/23