万葉新書
ふたりぼっち―精神科ソーシャルワーカーからの手紙

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784860500702
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0247

内容説明

元WHO精神保健コンサルタント、デビット・H.クラーク。ユキオ・スケガワとその仲間が取り組み発展させてきた仕事は、わたしがかつてクラーク勧告の中でその重要さを指摘したものです。わたしは、彼の思いが込められている本書により、その重要さと価値が日本中の多くの人々に伝わるようにと願っています。

目次

第1章 身をもって知った社会の壁(かけられなかった「ひと言」―不慮の死をとげたTさんへ;精神病を受け容れる―盗聴器を探していたNさんへ ほか)
第2章 出会い、ふれあい、そして別れ(ふたりぼっち―精神分裂病だったWさんへ;君からもらった大切なもの―うまく自分の気持ちを話せなかったKちゃんへ ほか)
第3章 ノーマライゼーションへの確かな歩み(地域生活支援をめぐるせめぎあい―尊敬するO先生へ;精神科ソーシャルワーカーに課せられてきた使命―保健所の後輩ワーカーMさんへ1 ほか)
第4章 精神保健の異国見聞録(はじめてのイギリスへの旅―長年の親友Sへ1;ベルグローブ通りのひとびと―パキスタン人の友、Aへ ほか)

著者等紹介

助川征雄[スケガワユキオ]
1944年生まれ。明治学院大学大学院卒業(精神科ソーシャルワーク専攻)。精神保健福祉士。精神保健福祉センター、保健所、神奈川県庁等で精神障害者支援に従事。1977、1987年に英国留学。ケンブリッジ精神科リハビリテーションセンター(フルボーン病院)等にて実地研修。現在、神奈川県立精神保健福祉センター調査・社会復帰課長、全国精神保健福祉相談員会理事、全国精神保健福祉士協会会員、全国精神障害者家族会連合会付属保健福祉研究所同人、国立精神・神経センター精神保健研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品