内容説明
世界的大不況だからといって、若者たちには、自分だけの殻に閉じこまらないで、大いに夢を語ってほしい。それには、若者たちは、もっともっと自分に自信をもつべきだ。…そこで、私は、「どうしたら人生を幸せに生きられるか」、天風先生の謦咳に直接ふれることができなかった若い世代に対して、天風先生の思想・哲学を学んできた私の半生を振り返り、できるだけ具体例を入れて平易に書き改めてみた。天風先生の教えは、逼迫した若者たちに、今こそ必要だと信じているからである(著者のことば)。
目次
第1部 今こそ、天風哲人の教えを若者に!(天風先生は何を教えたか;天風哲学の実践者たち;宇野千代のとらえた中村天風先生の素顔;天風思想を通して何が見える?)
第2部 青少年育成に生涯を捧げたい!(人生を決定づけた天風先生;世界の「若者力」育成が使命;「真心」が世界平和の絆;天風先生が救ってくれた;中村天風先生講演録「正義の青年とは」;エドワード・M.ケネディとの手紙)
著者等紹介
堀添勝身[ホリゾエカツミ]
財団法人ユースワーカー能力開発協会理事長。宮崎県出身。鹿児島県ラサール高等学校。慶応大学経済学部卒業。2009年現在、JICA・「青年招へい事業」活動協力協議会会長。社団法人日本勤労青少年団体協議会副会長。政府(文科省・厚労省)委員。財団法人天風会理事他。外務大臣賞、厚労大臣賞、ベトナム政府教育功労賞受賞。法務検察庁合気道部師範(7段)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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