内容説明
「九十歳にならなければわからないことがある…」著者の鋭くたおやかな感性が「究極の愛の姿」を鮮明に描き出す。老と知が渾然と輝く珠玉のエッセイ。
目次
第1部 夢のまた夢(ひとりかも寝む;西行;躁鬱症;寡聞にして;夕日はかくれて ほか)
第2部 惜別(衰えを止められぬ日々;行楽や会話の楽しみを失う;俺も復活せねばならん;突然の入院;主治医との初めての話し合い ほか)
著者等紹介
竹本哲子[タケモトテツコ]
1911年宮崎県高鍋町生まれ。宮崎県立高等女学校、東京女子大学国文科卒業。1949~1956年恵泉女学園高校にて国語講師。また40年以上にわたって文筆活動を続ける一方「源氏物語研究会」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。