内容説明
いま甦る日本労働者階級の闘い。戦後革命を継承し、６０年・７０年安保闘争の爆発を切り開き、資本・国家権力・反革命との死闘に勝ちぬいた５０年の全歴史。新自由主義と最先端で闘う中核派の２１世紀革命宣言！
目次
第７章 革命的共産主義運動の誕生
第８章 ６０年闘争から３全総・３回大会へ
第９章 ７０年安保・沖縄決戦の爆発
第１０章 権力・反革命との革命的内戦に突入
第１１章 国鉄分割・民営化阻止の大決戦
終章 ２１世紀革命の勝利へ進撃しよう！（革命的共産主義者同盟書記長・天田三紀夫）
感想・レビュー
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浪
1
中核派中央の公式党史。党派の文献でありまた批判書が出ていることもあり眉に唾しながら読んだ。全体的にアジるような軽快な文体。情勢認識や体制批判の部分はいくらか論理的であるのに、「内戦」の話題になると情緒的な書きぶりになるのは面白い。「戦後革命」からいわゆる「党の革命」までの中核派の歴史認識を明らかにする内容であるが、「5月テーゼ」から2006年「党の革命」と「血債主義」との決別の総括に関してはなんだかはっきりしない。革マル派五十年史とも付き合わせて読み返したい。2017/03/30
