出版社内容情報
ナノ粒子の科学について、基本原理から応用までの重要な側面を網羅した翻訳本である。
ナノ粒子の挙動を理解するための基礎として、量子サイズ挙動の原理、ナノ粒子の構成、そして、半導体ナノ粒子および金属ナノ粒子の形成を記述。次に指定された物性、構造、および電気特性と磁気特性をもつナノ粒子の化学合成、さらにこれらの特性をモニターするための手法が分かりやすく説明されている。
また、ナノ粒子をベースにした応用として「単一電子デバイス」「超高密度記録メディア」「生体電子デバイスおよびセンサー」「タンパク質、核酸、およびその他の生体材料の標識(ラベリング)」を中心に論じられている。
編者 Gunter Schmid
監訳 岩村 秀 日本大学大学院総合科学研究科教授;元日本化学会会長
翻訳 廣瀬 千秋 東京工業大学名誉教授
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