内容説明
近代化以来、われわれ人類が、次第に生きていけなくなっているのは、地球の温暖化のせいだけではない。著者は、人類の歴史は人類のただ一つの生きるよりどころである社会的分業の歴史であるとする、自らの考え方に基づき、その責任の所在を明らかにすることを試みる。その結果、人類の存亡を決定することになる由々しき事象の根に辿り着くが、同時に、その根を無くすことは、一筋縄では行かない至難の業であることも分かってきた。人類はこの難題をどう解決すればよいだろうか。
目次
人類存亡の時
由々しき事象の根
だれの責任なのか
社会的分業という普遍の道理
社会的分業誕生の謎
なんじ自身を知れ
人類のはたらく力の実力
人類の欲
社会的分業の移り変わり概要
ズレ、ゆがんだ現代の社会的分業をあるべき姿に〔ほか〕
著者等紹介
山口憲一郎[ヤマグチケンイチロウ]
1937年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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