内容説明
碩学・古田武彦の「九州王朝」説に新たな光をあてた渾身の書。聖徳太子および舒明・斉明・天武各天皇そして九州王朝・倭国から近畿天皇家に政権移行する“謎”を見事に解き明かす。
目次
第1編 伊予に在った古代王国「越智国」
第2編 「日出ずる処の天子・多利思北孤」の伊予行幸
第3編 万葉集を彩る九州王朝の天子・中皇命とは
第4編 九州王朝の天子・斉明と熟田津
第5編 永納山古代山城築造の背景
第6編 九州王朝存在の証―「評」による証言
第7編 越智国に「紫宸殿」あり 九州王朝の幻の首都だった
第8編 天武天皇の謎―「万世一系」系図作成の真相
第9編 「九州王朝」の終焉と新生「日本国」の成立―「九州王朝」と共に越智国ほか列島の国々は“なかった”ことにされた
追編 「古代史の万華鏡」
著者等紹介
合田洋一[ゴウダヨウイチ]
昭和16年8月29日、北海道檜山郡江差町生まれ。昭和40年明治大学文学部史学地理学科(日本史学専攻)卒業。有限会社栄健代表取締役。古田史学の会・全国世話人、古田史学の会・四国事務局長。多元的古代研究会会員、古田武彦と古代史を研究する会会員。伊予史談会会員、風早歴史文化研究会会員、松前史談会会員、東予史談会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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