感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かふ
12
富澤赤黄男は伝統俳句ではなく新興俳句の人で、まず俳句は詩であるべきだと主張したように象徴詩的な喩えが持ち味か?象徴は動物とかはわかりやすいと思うが、赤黄男の青春・壮年時はすべて戦時であったことで、そこでは言いたいことも言えなかった。それが象徴という手法で赤黄男俳句は絵画的な独自な世界を描いている。一字空けは、俳句のリズムの在り方で釈迢空の短歌のような句読点によりリズムだと見ればいいのだろうと思う(七五調に従属したくなかった)。それはわかりやすい。赤黄男の句はわかりやすい言葉だけれども奥が深い感じで好きだ。2024/04/06
Doughnut
1
再読。やっぱり良い。ただ一字空けがややこしくって。2016/12/18
豆ぐみ
1
富澤赤黄男の百句に短い鑑賞文を付けたもの。1ページ1句、赤黄男の句を読む手掛かりにありがたい。鑑賞文の書き手は数十人。なるほどなるほどと思ったり。句や句群に付されてる前書き(題)について、触れてるものといないものとあるようだったが、これは全部触れたほうがよかったのでは。(朝日文庫の〈春宵のきんいろの鳥瞳(め)に棲める〉の句には〈女〉と前書きがある。)2016/02/10
HiRaNo
1
廃墟。赤黄男の廉価な句集おおだすかり。が、解説がひどい。あなたが実際に鶴を見た話なんて知らない2014/12/02
ami
0
よかったです。2019/08/27