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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
21
32八田與一は当時の東洋一のダムを建設し不毛の地だった嘉南平原を肥沃な農地に作り変え台湾を愛し台湾人に愛された人。この本では八田が行った事業が詳しく書いてあって驚きました、これだけの大事業を成功させたからには経験豊富な技師で周りを支える人もベテランばかりと思ってたらそれほどでもなくダムの規模や方式も使用する大型重機も全て日本初で今後の工事を変えるほどの野心的な大事業で重機の使い方から覚えなければならなかった。これだけの大事業を駆け出しの若手に任せるのは凄い!本当に器のデカイ上司に恵まれていたんですね。2021/02/27
Yuichi Yamasaki
9
これはいい本だった!著者の古川勝三さん台湾人にこう言われたそうだ。日本精神はね。嘘をつかない、不正なお金は受け取らない、失敗をしても他人のせいにしない、与えられた仕事に最善をつくす。この四つですよ。と。よっしゃ。見に行こう。珊瑚譚、烏山頭、八田ダム。映画KANOと、この本の影響で頭の中が台湾、土堰堤の事だらけだ…2015/03/01
お寿司
1
映画KANOの影響もあり手に取り、台湾在住時に読了。すぐにも烏山頭ダムに行きたくなった。奥さんが子供達を残して最後に放水路に身を投げる場面は不覚にも涙してしまった。同著者の他の著作も読んだが、ノンフィクションであるが、当時の描写も織り交ぜながら、すっとアタマにはいる、分かりやすい語り口がよいです。2017/01/22
TAKU
1
台湾の方から尊敬される日本人である八田與一さん。もっと感動する内容かと思ったら、事実が淡々と記述されていた。ほとんど記録が残っていないのだな。奥さんが自殺した理由がよくわからない。同じ建設業界にいるので、なんとなく大変さが理解できた。2016/03/09
松浦正一
0
日本人の誇りです。 ダムは無駄ばかりではありません。2016/06/29