内容説明
テレビドラマの「事件記者」に憧れて入った新聞記者稼業、現実のマスコミ界には裏切られても、自分は自分を裏切れない。ケンカっ早さと向こう意気の強さは天下一品の著者が、甲山事件(大阪時代)、取材拒否事件(愛媛時代)等々、昭和のマスコミ史に残る事件に深く関わりつつ、新聞のあり方、メディアのあり方を問いながら、記者魂で駆け抜けた17年の記録。
目次
1 高松篇(ゲタ)
2 松山篇(スクープ;再びゲタ ほか)
3 大阪篇(甲山事件;社会部 ほか)
4 再び松山篇(Mさん;ケンカ ほか)
著者等紹介
東玲治[ヒガシレイジ]
昭和23年生まれ。松山商科大学(現・松山大学)経済学部卒業。昭和46年4月、サンケイ新聞に入社、17年間を記者として過ごす。同62年退社。愛媛県松山市で月刊誌「政経ジャーナル」を発行
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